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妹尾ユウカ氏から学ぶ炎上商法。「おじさんパーカー論争」はビジネス的には成功とみる!?

こんにちは。

本日は少しタイムリーからは遅くなりますが、妹尾ユウカさんが新R25というYOUTUBEチャンネルで発言した、「おじさんパーカー論争」です。

40手前のおじさんとしてタイムリーな話題ですし、美容・ファッションが好きなおじさんからの目線で考えてみたいと思います。

パーカーとはなにか


基本的な考え方としては、フードが付いたトップス(上着)であるということです。
語源はイヌイットの言葉から来ていて、もともとは防寒具です。
日本ではフードのついたファッションとして親しまれ、愛されています。
ファスナーがついていようが、かぶる式であろうが、パーカーというらしいです。

今回の炎上理由

今回の炎上理由は、まさに当事者のおじさんから「なんでパーカーをおじさんは着てはいけなんだ」「お前に言われる筋合いはない」など、まぁもっともな指摘と怒りですよね。
わたしも気分はよくないです。
基本的に着る服は、本人の自由であることは大前提です。
今回新R25の中の題材は、「いいおじさんになるには?」のテーマでありました。その中で、痛いおじさんは若作りで、パーカーを着ていて、若者のコミュニティに入ってこようとする人と妹尾氏が定義していました。
かなり極論ですね。

炎上商法としてはあり


しかし、この発言はビジネス的な側面があります。

話をしている姿は、かなり堂々としていて、自論及び論理的な考えを感じました。

おそらく、炎上することも理解した上で話をしてますね。

実際にどのように反論が来るか、妹尾氏もどこかで書いていたみたいですし。

今現在これだけ燃え上っていて、当チャンネルのコメント欄でも不快だ、チャンネル登録解除したなど様々な批判が飛び交っていました。

あのひろゆき氏や堀江氏も怒っていて、その波及効果はものすごいです。

しかし、妹尾しからすれば「成功」でしょう。

彼女の認知度は格段にあがり、一躍時の人です。

これはまさに炎上商法です。

炎上商法の効果

炎上商法は、リスクが大きいですが、恩恵もすごいです。

それは、認知度の強化です。

とにかくビジネスを行う上で大切なのは、宣伝です。

人に知られなければビジネスになりません。これはどの業界、商品でも同じです。

妹尾氏の場合、自分が商品なので、とにかく認知させることがビジネス上で必要です。

でも嫌われてはビジネスにならないという考えがありますが、これも計算しているでしょう。

100人中90人から批判を受けても、10人は支持するひとがいるはずです。同じ思想の女性や男性が必ずいますので、その10人から熱烈に支持を受けるでしょう。

ねらいはこの10人なんです。

これでビジネス的には成功できます。

表舞台からは消えても。後ろから刺されなければ(笑)

炎上の後の鎮静化効果

炎上後に妹尾氏の発言に対する後日談が、記事になっていました。

本人の意図するところは、「TPO的にビジネスの場でパーカーはどうなの?」という主張だったようで、番組にカットされた部分もあったようです。

本当のところは、番組制作サイドと本人しかわかりませんが。

でも、一度炎上したものをじつはこうでしたという行為は筋が通っていれば、一定数効果があると思います。

知名度を得て、一定数の誤解が解けることで熱狂的なファンは増えるでしょう。

偏見や差別を利用するのは倫理的にはアウト


しかし、これらは「おじさん」だからなどの偏見を利用した炎上商法なので、あまり好ましくはないですね。

もちろん炎上には当たり前ですがパワーが必要です。

そこで現代のダイバーシティ・インクルージョン(多様性)の考えは、日本中に認知されていて、差別反対の流れは強いです。

炎上は、マジョリティ(多数派)の考えの怒りにふれたときに起こるので、ここを狙うのでしょう。

炎上させるにしても、少し倫理観にはかける印象を私は持ちます。

まとめ

結論としては、ビジネスとしては妹尾氏にいいように動いたと思います。

でもイラつく方への処方箋は、あくまで個人の意見として静観するのが一番いいのかなと思いました。

炎上すれば、妹尾氏に有益なことになりますし、怒りを覚えてしまった人はそれだけ損した気分になるでしょう。

まぁ大きな意味で考えると、「妹尾氏のいいおじさん像」という価値観であって、それもまた「多様性」とも捉えられます。

確かに、私だって40手前のおじさんの枠に入りますし、不快な気分にはなります。

ですが、【妹】パーカーをおじさんはTPOを考えて着ろ➠【おじ】は?偏見だろ!攻撃しろ!➠【妹】しめしめ、燃えてる燃えてるの構図ですので、結果として妹尾氏の手の中なんです。

この話題に対して最大限の「防御」であったり、「反撃」はなびかないことなんでしょう。

スルーされるのが一番いやですし、われわれも損しません。

いいんです、好きな格好、好きな生き方、すきなメイクしても。

結論としていいたいのは、だれしもが自分の生き方で生きていいのです。

今回のようなことがあっても、ただの一人の意見ですので無視でいいんです。

共感したければすればいい。

そんな私の個人の意見です。

以上。

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