【恥ずかしい話】スタバでカッコつけようとして恥かいた話
人間、時々カッコつけたくなりますよね。
ですが、カッコつけには相応の準備(知識、下調べなど)が必要です。
なぜなら、カッコつけようとして失敗すると、逆にめちゃくちゃ恥ずかしい思いをするから。
例えば、コスパとコンパクトさだけを考えて、パソコンを買ったとします。
本当は13型のノートパソコンがほしかった。けど、思ったより高かった。
だったらいっそ流行りの「ミニPC」を買うのはどうか、なんて考えて。
それに、13型のモバイルモニターと、無線キーボード、マウスを繋げばなんか、安いし玄人っぽくてかっこいいのでは?
知識のあるかた。
結末が読めたと思います。
買ってみたら、想像と違うのです。
・PCはコンセントがなきゃ動かない
・モニターがそこそこ重い
・キーボードは設定を失敗して認識しない
・配線が多くてちょっとダサい
・合計額が最安の13型くらいだった
このザマ。
これじゃ保守なしで13型買った方が良かったやんけ。って話です。
後悔先に立たず。
でも、買っちゃったからには使わないと。
知識って大事ですね。
べつに、家で作業するには困りませんでした。
むしろ、想像より動作が早くてビックリしたくらい。レビューは嘘ではありませんでした。素人の買い物も悪いことばかりじゃない。
ですが、本当はスタバとかでラップトップを広げるイケメンなおじさまに混ざって、
「なんかあの人のパソコン違う…」
って目を向けられたかったんです。
実際は。
・マウスを置いてきてログインできず(一敗)
・キーボードを認識せず以下同文(一敗)
これです。
配線ガチャガチャした上に、ですよ。
想像してみてください。
わざわざ家で、景色がよくてお洒落なスタバを検索して。
メンドクサイ仕事で削れた自己肯定感を癒しに来たはずだったのが。
手提げからいそいそと、小さな箱みたいなパソコンと、タブレットみたいなモバイルモニターを出して。
ACアダプタと、HDMIケーブルを繋いで。
マウスから小さなUSBアダプタを引き抜き、パソコンに挿して。
無線キーボードを出して。
いざ使おうと思ったらキーボードを認識しないんです。
そういえば家で設定し直さなかったなぁと今さら思うものの、もう遅い。
無駄と分かっていても、裏面のコネクトボタンを押すじゃないですか。
とにかく何かの間違いで認識するんじゃねぇかと思って、ガタガタキーボードを叩きましたよ。
機械ってのは素直ですね。
全く画面は動きません。
そんなドタバタをやってる周りには、そこそこ見目麗しい方々の目があるわけです。
そりゃ「やべ…」なんて独り言は言いませんけど、明らかに何かしょーもないことに苦戦してるってことは、どうしたってバレるじゃないですか。
それも、明らかにイケイケなみなさまに。
なんか気まずそうな雰囲気を感じたのは多分、気のせいじゃないんだろうなぁ。気のせいだといいんだけどなぁ。あはは。
ラフな格好の、太ったアラサー男が無言でワタワタする図@スタバ。
いやぁ、誰得なんでしょうかね。
少なくとも私はドMではないので得しませんでした。
恥を悦びに自動変換できるタイプの方が、今日だけは羨ましかったです。
諦めてパソコンをしまう自分が実に恥ずかしく、周りなんかとても見れません。
そそくさと居なくなりたくても、手元にはほぼ満杯のアイスコーヒー。
死んだ目で景色を眺めながら飲むコーヒーは、敗北の味がしました。
ね、クッソ恥ずかしいでしょ。
今書いててもおかしくなりそうです。
マスクの下の顔が、ひきつった変な笑顔になってて、キモいのなんのって。
みなさまどうか、私みたいな目に遭われぬよう。
『カッコつけるなら準備しろ』
この言葉を覚えておいていただけると幸いです。
カッコつけは用法用量を守って正しくやりましょう。
テキトーこくとひどい目に遭いますので。
私めの、クソ恥ずかしい教訓でございます。
ファッキューBluetooth。
於、某スタバ