ベンチャー企業で約4年間「日報」を打ち続けて自身に起きた5つのこと。
こんにちは。
初めてnoteを書きます
株式会社ヒトカラメディアという会社に入社してもうすぐ5年目。社員1桁目で入社して、今は50人を超える組織になりました(ちなみにヒトカラメディアは2013年設立の会社です)。
組織が拡大し、成長していく中の1メンバーとして起こった出来事など、中で働いているからこそ体験できたことをアウトプットして、ベンチャー企業で働く方々の何か役に立てる事があればと思い、noteを書こうと思いました(あとは「発信する」という個人的なチャレンジ・・)。
よろしくお願いします。
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ヒトカラメディアではslackで「#04_nippou」として日報を共有し合っています。ただその内容は少し特殊?で、日々の業務の報告だけではなく業務を通じて自身が気づいたことや思いなどが記されていて、各々の感情も時によっては知ることができます。また「日報」とありますが、必ずしも毎日というわけではなく週の中でタイミングが良い時に打つ、といった気軽さもあります。
入社して以来、自分のタイミングにはなりますが日報を続けてみて自分に起こった変化を記したいと思います。
1.「誤字、脱字」が減った
入社して1年くらいはメールの文章で見直したつもりでも何回か誤字・脱字があり、そのままお客さまに送っていたことがありました・・。しかし「日報」として打つ訓練を行い、都度文章をチェックするので誤字・脱字に気がつきやすくなり(それ自体が減ったわけではない・・)、結果的に減りました。
少し外れますが、何度も文章を作成していると自分の中では当たり前と思っていた文章が実は読みづらかったり微妙に意味が違っていた、なども気づかされ良いトレーニングになっているようにも思います。例えば接続詞を多く入れてしまったり、同じことを違う表現で書いてしまったり(文章を読んでくれるメンバーがいるので指摘してくれます)。このブログは、、多分大丈夫な、、はず。(※早速タイトル間違えてました)
2.「振り返り癖」がついた
その日のことを思い出し、自分がどう思ったのかを考える作業を繰り返ししています。そうすると日報を打つときだけではなく、業務を終えた瞬間や相手と話し終わった時にすぐに振り返ることがあります。「今の仕事はこうしたらもっと良くなるかも」「あのタイミングではもっと違った言い回しの方がわかりやすかったかも」とすぐに改善点を見つけるような思考になってきてるように思います。
3.「複数の視点」を得られた
入社時は数人だったのが今では50名を超える組織。当初は自分視点で打っていた日報が「この伝え方だと最近入社したあの人にはわかりづらいよな」「あの人は別部署の人間でこの内容とは違う仕事をしているから表現の仕方を変えた方がわかりやすいかも」といった、立場を変えた時にどう見えるかという視点が備わってきたように感じます。これはプレゼンをする時も大事なことのように思いますのでそれはまた今度noteで書きたいと思います。
4.「向き合う癖」がついた
日報をうつタイミングは帰りの電車の中、お風呂上がりなどちょっと一息つく時に書いています。飲み会の帰り、週末の体力がほとんどない時など書くのに困難なこともありましたが(書けないことも多々ありましたが)できるだけ書くようには意識していました。日報はとても地味な作業です。ですが「日報」という作業に向き合うことで、それが他のことにも「移っていく」感覚を覚えました。自分の仕事はもちろんのこと、人に対しても(最近少しずつですが)しっかり向き合うようなってきたのでは、と思っています。向き合うからこそ真剣に考え、良いステップのための次の一手を思いつき行動するきっかけになっているように思います。
5.「自信」をもてるようになった
これはまさに小さな成功体験を生む、ということです。ですが続けられていることに自信を持てているだけではなく、1-4にあるように「続けている」ことでさまざまな良い変化が自分に起きており、また自分がそれに気づけている、気づくきっかけにもなっているので、それらも含めて自信をもてるようになってきてると感じています。
当初は単なる業務報告で始めた日報でしたが、今では半分社内共有、半分自分のために行なっています。今後も書き続けて色々な気づきを得られる感覚があります。
今回はあくまで自分自身に起きたこと、がテーマでしたが、次回は日報から生まれた自分以外に関する事柄を書きたいと思います