『活眼 活学』を読み始めて
先日noteにも書いた『活眼 活学』を読み進めている。
タイトルの厳めしさや前書きのやや堅めの文体におののきながらのスタートだったが、いざ読み始めると、意外にもすごく読みやすい。
想像以上の読みやすさに、なんだかんだ既に4割近く読み終わった。
読み始めて間もなく、これは座右の書になりそうだと思ったけれど、読めば読むほどそれを確信した。
人として、日本人としてどう考え、振る舞い、生きるか。
物事の本質を見極める力を養うためにはどうすべきかが明快に語られている。
これまで、ビジネス書や自己啓発書、スピリチュアル寄りの本もたくさん読んできたけれど、それらの本を100冊読むより、この一冊を熟読するほうがはるかに得るものがありそう。
それくらい、『活眼 活学』は私にとって偉大な書だ。
よく、相手が説明を理解できないのは100%説明する側に問題があるという。
それで言えば、『活眼 活学』は、私のような凡人にも非常に理解しやすく書かれているので、それは一重に著者である安岡正篤氏の力量によるものだと思う。
今は電子版で読んでいるけれど、読了したら文庫とハードカバーでも買うつもり。
文庫は何度も読み返す用に、ハードカバーは保管用に。
久しぶりに素晴らしい本に出会えた。
著書でこれを紹介してくれた野村克也監督に感謝。
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