【着ぐるみ制作】ダクトテープダミーの作り方【アドカレ12日目】
この記事は「日陰工房アドベントカレンダー2022」の12日目の記事です。
響音カゲです。
今回はダクトテープダミーの作り方を紹介します。
ダクトテープダミーは、ガムテープで作った等身大のマネキンで、自分で自分のボディの型を取ったり、遠隔地の人に送って制作してもらったりすることができます。
自作で何度もキャラを作ったり、遠隔地の人に制作依頼をする場合には必須となります。
以下の動画でも解説しています。
ダクトテープダミーは2~3体目以降の制作に適しています。
もし、初自作ならば、最初はダクトテープダミーを使うよりも、普通に他の人に型取りしてもらったほうが良いです。
最初はボディの型取りとかも、自力だと段取りが分かりづらいですしね。
材料
ガムテープ 3~5巻
不織布つなぎか、サランラップ 22cm 50m 2~3巻
切れてもいいインナー上下
はさみ、カッターナイフ
マッキー
飲み物
(あれば)梱包用ラップ
ほかに、お手伝いしてくれる人が1人必要です。
やり方
1. インナーに着替える
インナーに着替えます。事前に飲み物を飲んだり、用を足したりしておきましょう。
腕を長時間上げておく必要があるので、腕を支えられる台や棒のようなものを用意しておくと良いです。
夏はエアコンを良く効かせておきましょう。
2. サランラップを巻く or 不織布つなぎを着る
サランラップを巻くやり方の場合は全身にサランラップを巻きます。腕はいったん巻かないでおくと、腕を上げておく時間が減ります。
不織布つなぎの場合は着るだけです。
3. 上半身を固定する
ガムテープで上半身を巻いていきます。
胸に一周、肩にバッテンになるように両肩、肩に対してまっすぐに1本ずつ、と巻きます。
その後はウエストを巻きます。
4. 足を巻く
太もものラインを固定します。
両足の太もも周りにガムテープを貼り、太ももの位置を確定させます。
5. 上半身の隙間を埋める
上半身の隙間を埋めるように巻いていきます。
巻くときは、同じところが2~3重ぐらいになるように、厚めに巻いていくと強度のあるダクトテープダミーになります。
足や腕に関しては、両足・両腕巻くかどうかは好みです。左右非対称のデザインを作る場合は両足ともあったほうがいいです。
片足・片腕だけ巻くにしても、股下5cmぐらいはないと、股周りのデザインをするときに困るので、多少は巻いておきましょう。
このへんは、コミッションで依頼する場合は制作者の指示に従ってください。
動画では、両腕両足、全身に巻いています。
6. 腕を巻く
支えに掴まった状態で腕を巻いていきます。
7. 切り出すラインを書く
両腕の上、首~体側~足、反対側の足の横に切り出すラインをマッキーで書き込みます。
10cmおきに合わせ目の印を書き込んでおきましょう。
8. 切り出し、脱出する
ハサミやカッターで慎重にラインに沿って切り出していきます。
インナーや皮膚を切らないよう慎重に進めてください。
最初に腕を切り開いてあげると、腕が下ろせるようになるのでだいぶ楽です。
開放された瞬間はめちゃめちゃ涼しくなります。
9. 組み立て
ダクトテープダミー制作お疲れ様でした!👏👏👏
ここから先は家に持ち帰ってから進めます。
もし、コミッション等でダクトテープダミーを送れと言われている場合は、完成した抜け殻を送ればOKです。
自宅でダクトテープダミーを使う場合は、再度組み直して中に紙などを詰める必要があります。
ガムテープで貼り合わせて元に戻し、中に新聞紙や紙筒などを入れて、組み立てます。
これにあんこを盛って型取りしたり、ボディを着せて吊るしたりして使います。
当然ですが、家にあるとめっちゃ邪魔です。置き場所は考えましょう。
使わないときは中身を取り除き、ばらして保管するとよいです。
まとめ
今回はダクトテープダミー制作のやり方を紹介しました。
ダクトテープダミーがあれば制作が一気に捗りますので、今後たくさん着ぐるみを作ってみたい人にはおすすめです。
依頼等でダクトテープダミーを作る必要がある人も、この記事や動画をよく見てチャレンジしてみてください。
それでは。
参考資料
キャラクターの創作費に使わせていただきます。