【着ぐるみ制作】鼻・爪・キバの作り方【アドカレ25日目】
今日はアドベントカレンダー最終日です。
粘土による鼻、爪、キバの作り方を書いていきます。
これらのパーツはだいたい最後の方に取り付けるのですが、乾燥時間等を考慮するとだいたい1週間はかかります。
今制作中の人は、JMoFまであと11日なので、早く作らないとやばいです。
本記事で紹介するのはデフォルメ系のシンプルな単色鼻の作り方です。リアル系の鼻の作り方であれば、四つ足カルテットさんとこの記事を見るか、リアル着ぐるみ作り方本を見てください。
最後のほうに、おまけ程度に光造形3Dプリンターでの作り方も書いておきます。
材料
粘土(以下のうちどれか)
石塑粘土(ラドール プレミックスなど)
樹脂粘土(フィモなど)
アクリル絵具
屋外用ニス
筆
ペイントうすめ液
フィモなら、ニスやアクリル絵具による塗装をしなくても、成型色そのままでも良いです。
作り方
まずは粘土で造形します。
鼻は何サイズか作っておいて、その中で一番それっぽいものを使うといいです。
爪やキバは実際の動物等を観察したり、もしくは思いっきりデフォルメしてしまったり。デザイン画に合わせて自由に作ってみてください。
フィモの場合
オーブンにアルミホイルを敷き、110℃に加熱して30分焼きます。
石塑粘土の場合
アクリル絵具で筆塗りして塗装します。
エアブラシ持ってるぜ!!! って人はそっちでもいいです。
デザイン画に忠実に作るか、リアルに作るかはお好みで。
仕上げ
光沢を出すのと、耐水性を上げるために、超耐久屋外用ニスを塗ります。
1回目は50~60%にペイント薄め液で薄めて塗ります。薄めるときは使い捨てできる塗料カップがあったほうが楽です。
半日乾かしてから2回目を塗ります。2回目は原液で。
エアブラシとか持ってる人なら、エナメルクリアとか吹いてもいいと思います。
仕上げ
最後に接着します。GクリヤーやG17、グルーガン、ウルトラ多用途SUなど素材に合わせて適切なものを使ってみてください。
まとめ
ここまで、着ぐるみ制作の記事を25本投稿してきました。少々抜け漏れはありますが、それらも過去の記事や他の方の記事や書籍を参考にすれば、十分着ぐるみを作れるだけの情報が出揃っているはずです。
着ぐるみを作るための障壁を少しでも下げるきっかけになれば幸いです。
日陰工房では今後も制作情報の公開や材料の販売をしていきますので、興味のある方はフォローしてみてください。