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創作キャラクターやサークル屋号の名前の付け方

響音カゲです。

いっぱいキャラクターやらイベント名やら付けてきたので、そのときに気をつけていることメモです。


1. 普段からたくさん読む、メモする

普段からいろいろ創作物読んだり、辞書読んだりしてたくさんインプットしておくと良いかも。思いついたり見つけたらすぐメモするのも大切。

2. ネーミング辞典や大辞典を使う

ネーミング図鑑みたいなのがいろいろ売ってるので、紙の本で買って、パラパラと眺めながら決めてもいいです。ぼくの家にも1冊あります。


広辞苑や大辞泉みたいな、でっかい辞典も役立ちます。
ネーミング用途なら、絶対に紙で。デジタルだとパラパラできません。

逆にデジタルは、今ではWikipediaとGoogle検索というインターネットの力があるので、無理にお金をかけずともたいていはググれば十分です。

自分が好きな言語や、専門分野の辞典も紙で持っておくと役立ちます。
すごく新しい言葉が入ってる必要もないので、気にならないなら無理に新品で買わずとも、適当な中古でもいいです。


3. 候補出しと、被りチェック

思いつきなり辞書なりググるなりでひたすら書き出してくとだいたい良い候補が出てきます。

いくつか良い候補が決まったら、その名前で検索掛けます。
最低限、GoogleとXの両方で調べて、被りがないか調べます。

4. ありきたりな名前は避ける

屋号は「〇〇工房」とかは死ぬほど多くてありきたりで個性が出ないので、避けてもいいと思います。「日陰工房」って名前を付けたぼくに自戒も込めて。

名前も、個性が全く出ないものは避けます。

(とはいえ、キリスト圏をはじめとする文化によっては人名は聖書や定番のものから付けることが多く、ありきたり、被ってるからダメってわけでもないのが難しいところです。特定の国を意識して付けるなら相当その文化の勉強が必要です)

個性を出そうとしすぎて、まったく一般的でない単語を使ったような、覚えにくい名前や読み間違えやすい名前も避けます。

例えば「ンジャメソ」みたいな。

基本的に、ぱっと見て発音できない名前は覚えられません。
もし日本以外を意識するなら、どの言語圏でキャラを出したいのか、その言語で自然に読めるかどうかまで考えて名付けできるとベターなのかなと思います。

そう考えると、「ソニー」とかはすごい考えた名前だと思います。


名付けの具体例

a. 桜雨(さくらあめ)

たとえば、日本語圏だと「名は体を表す」という言葉があるぐらいなので、性格や性質から名前を取ることがしばしばあります。

ぼくの桜雨(さくらあめ)は、

「桜の木の下にご主人が埋まっていて、泣いている」

というストーリーから、桜という単語を使おうと思い、桜を含む熟語を大量に調べました。

その中から、難しい漢字を使っておらず、響きがきれいなものから「桜雨」(おうう、さくらあめ)という「桜の時期に降る、桜の花を流してしまう雨」という意味の言葉を見つけました。
「雨の中、涙を流している」というストーリーにぴったりだと思ってこれにしました。

読み方がわかりにくいのがデメリットですかね。



b. 猫乃にゃん

おれだよ、おれおれ!

ほかには、「猫乃にゃん」はまじでそのまんまです。

猫の鳴き声である「にゃん」という名前を着ぐるみに付けたキャラが当時いなかったので、そのまんま「にゃん」にしました。

マジでどうでもいいですけど、「岩合光昭の世界ネコ歩き」っていう世界の猫を撮る番組があるんですが、この番組だと猫のことを「にゃん」って呼んでることを後から知りました。なんか呼ばれてる気がするんですが。

猫乃という名字は後付けで、「猫の」という意味そのまんまです。
「猫野」は同姓同名のハンドルネーム使ってる人がネット上にいたんで「猫乃」にしました。

猫乃にゃん、名字も名前もめちゃくちゃ覚えやすいのはいいんですが、フルネームで調べないと出てこないんで、検索性(ググラビリティ)が非常に悪いです。

もうちょっとなんとかならないかと思います。


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響音カゲ
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