26・荘園からの招待状
■ 準備に勤しむ
懸賞で当たった豪華お食事付き宿泊券(だと勘違いしている荘園からの招待状)がやっと届いたのです!
早速お出かけの準備をしなくては!!
私にとって一番大切なお菓子をぎっしりスーツケースに詰め込まなくては!!
・・・あ、そうそう、運営さんからの圧力で持っていなければいけないお人形も忘れないようにしないと。運営さんの圧力で某探偵みたいに主人公の座を下ろされると困るし。ペーパードライバー歴=免許を持っている期間だとか気にせず車をカッ飛ばして豪華お食事に向かって荘園へまっしぐら。
■ 荘園に到着
執事さんに招待状を見せつけて「豪華お食事をたっぷりいただきますので」と宣言するのも忘れません。
いきなり作曲家さんに出会ったので「ねえねえ、屋台ラーメンのチャルメラの曲をノリノリで弾いてみて~!あ、あとマク〇ナルドのポテトができた時の音もノリノリで弾いてみて~!」と言ったら難しい顔をして去っていきましたよ!
おなかが空いてイライラしていたのでしょうか?(←人との適切な距離感が全くわからないタイプ)
この後、待ち焦がれた晩餐と朝食の時間が執事さんから伝えられてウッキウキ。
食事の時間まではお菓子を食べて凌いでおこう・・・と思ったのに私としたことが!!
運営さんの圧力を気にしすぎてお菓子を入れてくるのを忘れてしまうという大失態!!
しかもこのお部屋にはお茶請けのお菓子とか一切おいてないでやんの!!執事さん気が利かないったらっ!!
こうなったらやることはただひとつ・・・。
食べ物をこっそりといただくしかないじゃないですか。しっかりガッツリ調査しなくてはっ!!
まず手始めに食堂ですよね。やっぱり。
こういう時テーブルの上にフルーツが置いてあったりとかするものではないのですかっ!?
何もないだなんてっ!!
こうして空腹でイライラしながら食いしん坊の夜が更けていくのでした。