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スポーツの可能性

ラップランド旅行記を完結させるのをすっかり忘れていた。結局何が言いたかったというと、ラップランド旅行で得られたインターナショナルな体験がかなり印象的だったということだ。

国籍10以上、総勢100人以上で過ごした5泊6日は、ラップランドの自然や文化を体験するという期待を大きく超える刺激を与えた。一生ものの出会いもそこで生まれた。

ところで、4ヶ月ほど前から地元のサッカーチームに所属して、週2回のトレーニン に参加しているのだが、冬のトレーニング期間を終え、最近練習試合が増えてきた。トレーニングは時間ギリギリに来て終われば即帰宅なのだが、試合となると一致団結して戦うので、やっとチームメイトの名前を覚えてきた。さらに、友達の誘いで、週1回集まってサッカーをする趣味のチームにも参加するようになった。特に、趣味のサッカーは、フィンランドに移住してきた人たちが中心となっていて、フィンランド語や英語以外の言語も聞こえてきて面白い。フィンランド語が国際共通語となる不思議な空間である。

サッカーを通して、本当にいろいろなバックグラウンドを持った人と繋がった。異次元のサッカーセンスを持つギニアから来た友人は、フィンランドで仕事を得るために語学に励んでいる。数カ国語を操るイランから来た友人はフィンランドの学校でITを学んでいる。どんなバックグラウンドがあろうと、フィールドに立てば同じルールのもとに戦い、終わればありがとうと言いお互いのプレーを褒める。

そう言えば、ラップランド旅行で一番仲良くなったのも、一緒にスキーをした友人だった。

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