小平市と高校野球
学園都市として名高く、周辺には一ツ橋大学・津田塾大学・武蔵野美術大学等がある。 また自然豊かで、公園などの施設が豊富で保育園の数が多いことも特徴に挙げられる。
また「FC東京」が大沼町にクラブハウスと練習グランドを持ち、サッカーファンを中心に活気高い。
大きな道路や工場・ビル等も少なく、ファミリー層に非常に人気の小平市に校舎を構え、白球を追う野球部を今回は紹介させて頂く。
①小平
仲町に所在する都立高等学校。お笑い芸人の「柳原可奈子」や、俳優「岸谷五郎」等著名者を輩出しており、毎年多くの大学進学者を出している。
野球部は夏季西東京大会で2008年・2014年にベスト8、2005年・2009年にはベスト4入りするなど好成績を残している。以降もベスト16に進出するなど、コンスタントに安定した実績と実力を持つ都立の有力校。
選手個々も潜在能力の高い選手が多く、他県の強豪校との練習試合等でも好ゲームを繰り広げることが非常に多い。故に夏にしっかりと力を発揮できるのだろう。
【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会ベスト4
●練習場所/校庭グラウンド
●練習日時/週6日
②錦城
大沼町に私立高等学校。通称は、小平錦城(こだいらきんじょう)。
「錦城学園」とは姉妹校である。B'zのギタリスト「松本孝弘」や「所ジョージ」を卒業生に持つ。都内でも有数の進学校である。
2015年・2017年の夏季西東京大会ではベスト16の成績を残した。
2019年の秋季大会のブロック予選決勝では、名門「日大三高」と接戦を繰り広げる等、近年少しずつ着実に力を伸ばし始めている。
【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会ベスト16
●練習場所/校庭グラウンド
●練習日時/週6日
②小平西
「できる」「わかる」「守る」「参加する」「挑む」の小西スタイルで生徒一人ひとりにきめ細かい指導を行っている。通称は「小西(こにし)」
女子サッカー日本代表の「岩渕真奈」選手を卒業生に持つ。
2018年の秋季大会ブロック予選では「日大鶴ヶ丘」
2019年の春季大会1回戦では東東京の強豪「東海大高輪台」を倒し、「関東第一」に惜敗する等、強豪私学を相手にジャイアントキリングを度々起こす他、接戦を演じている侮れないチームである。
【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会4回戦
●練習場所/校庭グラウンド
●練習日時/週6日
③小平南
1年生のうちから宿題や課題、小テストを行うことでコンスタントな学力チェックを行い、毎年多くの進学者を輩出している。校舎は木とガラスを基調とした綺麗で広々とした造りが特徴的だ。
野球部は2007年の夏季西東京大会ではベスト8まで進出した実績を残している。
以降はなかなか勝ち上がりは出来ていないが、安定した実力を持ち合わせ、充分にベスト8まで再び顔を見せることは可能なチームである。
【プロフィール】
●夏季最高成績/都大会ベスト8
●練習場所/校庭グラウンド
●練習日時/週6日
④創価
小平市にある私立の中学校・高等学校(中高一貫校)。設置者は学校法人創価学園。業界問わず、数多くの著名者を輩出している。
系列校は日本国内に留まらず、東南アジア・アメリカ・ブラジル等幅広い。
野球部は1983年に甲子園へ初出場を皮切りに、春夏合計8度の出場を果たしている強豪校。2007年を最後に甲子園から遠のき、低迷時期もあったが近年再び力を付け復活を果たしている。
2019年に久しぶりに西東京大会の決勝まで進んだが「國學院久我山」の前に惜しくも敗れ去った。同年の秋季大会では準決勝で「帝京」の前に涙を呑んだが、充分に甲子園でも勝ち抜ける実力と戦力は揃っている。
【プロフィール】
●夏季最高成績/甲子園出場(ベスト8)
●練習場所/東大和専用グラウンド(合宿所併設)
●練習日時/週6〜7日
●主なOB /栗山英樹(日ハム監督)田中正義(ソフトバンク)他