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ピアノ練習035

 トンプソン第1巻、36曲目。

シンコペーション「スペインのフィエスタ」

 4分の4拍子、ヘ長調。シンコペーションが登場。苦戦ポイントがたくさんあります。動画を見返してみると、全体的にスタカートの3拍目が遅れていますね。ミスで何度も撮り直しをしていくうちにテンポが落ちた一方で、シンコペーションははやったまま弾いているような感じです。
 リズムは極めてパターン化されていながら、各部の音程が微妙に変化しながら発展していきます。覚えにくいメロディーだなというのがしばらくの印象で、これがミスタッチを頻発させる一因のように思います。
 両手が近すぎるのも苦手です。同じくヘ長調でポジションまで同じの「妖精の宮殿」でも感じていましたが、今回で確信しました。左手はほとんど5の指と2もしくは3の指の和音を繰り返すだけなのですが、同じ指しか使わないせいでこれがまた疲れます。そのうえ左右の親指がぶつかって邪魔になり、マムシ指になりがちでした。どうしてもしんどいので、他のひとはどう弾いているのかとネットを漁ってみると、スタカートでかなり大げさに弾んでいるように見えました。わたしはついつい手が張り付いて間延びしたスタカートになってしまうのですが、こうして鍵をキックする意識を持つことで、疲労についても力みが抜けてずいぶんとましになりました。

今後

 総じて非常に苦しんだ曲でした。投稿もいつもの日曜から1日遅れています(デュエプレばかりやっているせいでもある)。曲の理解や表現に割くリソースも取れておらず、毎週1曲以上進めるという方針を再考する頃合いなのかもしれません。

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