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ピアノ練習005

 前回はトンプソン導入書の18曲目まででした。今回はさらに4曲、22曲目まで進めます。

臨時記号(ドのシャープ)「小さな兵隊さん」

 ト長調、11小節目にド♯が出てきます。4拍子の全16小節で過去最長。初見で弾き切るのは難しくなってきていて、これは通しで弾けるようになるまで大変でした。とくに、繰り返しのパターンから外れる9-12小節目でよく間違えます。練習しがいがありますね。

三和音(白鍵をとびとびに)「戦争ごっこ」

 中央とそのオクターブ下のドミソのみで構成された曲。導入書であるためかとくに説明がありませんが、根音とその3度、5度で構成される三和音を、分散和音として弾く、というので合っていますかね。リズムがあって楽しいし、演奏自体は難しくありません。ただ、オクターブを上下に行ったり来たりするのが変な感じ、歌って音を取るのもとても難しい。録音を聴き返すと全音符が短い。

数小節両手で「大きな船」

 これまでほぼ片手ずつの曲だったので忘れていましたが、両手で同時に鍵を押さえるというのはそれだけで格段に難しくなります。これはまだパターンがわかりやすいですが、焦らず片手ずつの練習で強化です。難しいパートの直前に、あらかじめ指使いのイメージをしておくと間違えにくい。これも録音を聴き返すと付点2分音符が短い。

フラットとナチュラル「汽船が着くよ」

 少しずつ黒鍵の種類が増えていきます。今回は汽笛の音として、ファ♯とともにラ♭を押さえます。面白い響き。ナチュラル(♮)も出てきますが、子どもじゃないので記号の意味の理解は問題になりませんね。読譜についてもこの長さだと指使いでまもなく覚えてしまうので1回きりという感じ。
 テンポを上げると8分音符に指がついていかない。この辺は練習と経験を積まないと仕方ないです。

今後

 これまでは6曲ずつ進めていましたが、難度が上がってきたので4曲の練習に留めました。ピアノを迎えて1ヶ月、演奏技能向上の道のりの先はまだまだ長いですが、音楽の基礎についての学びが多かったことに満足感を覚えています。来年も一歩一歩進んでいきます。1月中には導入書を修了できるでしょうし、いまから第1巻の履修が楽しみです。

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