見出し画像

ピアノ練習056

 トンプソン第2巻、8曲目。1ヶ月ぶりの更新です。

手首のスタカート「クリスマス・キャロル」

 4分の2拍子、ト長調。週1更新を続けられていれば、クリスマスには間に合わずとも年末には上がる計算だったのですが、あれよあれよと2月になってしまいました。難しいというのもありますが、忙しさとモチベーションの低下で練習があまりできていませんでした。
 課題には手首のスタカートとありますが、それにしてはテンポが速い気がします。手首というよりは指が鍵盤の抵抗に負けてしまって、音のキレを出すのが難しいと感じます。
 特徴的なのがメロディー担当の右手で、徹頭徹尾同時和音で進行します。これがとてもしんどい。ここまでのトンプソンは、右手はほとんど単音で構成されているものばかりで、右手の和音は明白なウィークポイントだと痛感しました。初歩的な難点は3つ、疲れる、外す、ずれる、です。前2つについては繰り返しの練習で、これでもそれなりに改善したように思います。一方で、音色については課題が多いです。4,5の指が絡むときの音のばらけっぷりにかんしては、正直まだ次の曲に進める水準にないと感じています(が、いつまでも1つの練習曲をやっているわけにもいかないので)。

スケール練習

 年末の帰省を機に始めたスケールの練習ですが、いまではこっちの方がトンプソンより楽しい気がします。へたしたら練習時間も多いかも。というわけで、(動画はありませんが)今回は項を別に立てて練習風景を記録しておきます。
 前の2曲はハ長調だったのでスケールもハ長調でやっていましたが、今回は新しい課題曲に合わせてスケールもト長調だけをずっと練習していました。1/7だけとはいえ、黒鍵が加わるとやはり少し難しくなりますね。手を奥に位置する分、白鍵を押さえている指が隣の黒鍵につっかえて次の稼働を制限している感覚があります。
 (電子ピアノ内蔵の)メトロノームを使うようになりました。左右の音の拍がそれぞれどうずれたか、これがないと正しく把握できない気がします。テンポの速さが技術レベルの一つの評価軸になるので、これを定量的に測れるのも大きなメリットですね。
 ピアノの前に座ったら、最初にスケールをやるというのがすっかり習慣になりました。1拍に1音ずつ、100 bpmくらいからゆっくりとリラックスして両手で弾いていきます。下から2往復したら一呼吸、bpmを5ずつ上げてまた2往復、これを楽しく挑戦できる速さまで続けます。そうです、これの何が良いかというと、じょうずにできるところからの繰り返しなので楽しいのです。ミスを繰り返す課題曲の練習は、骨が折れます。単調なテクニック練習の方がじつは楽しいのですね、目から鱗でした。いまのところ、一番速く弾けた日で245まで上がりました。
 bpmを上げていくだけでは能がないかなと思い、ハノンの譜にあるように拍子を取る練習も始めました。タンタンタンタンと1拍に1音ずつ入れるより、タタタと複数の音を塊で認識した方が、最終的には速く弾けるようになるはずです。その他にもいろいろと効果が期待できるでしょう。いきなり16分は難しいので、とりあえず8分、1拍に2音ずつ取って弾く練習も取り入れました。こっちの進捗は92 bpmです。まだ、4分音符で弾く方が速いです。3拍子(3連符)も少し練習しているのですが、こちらはまだ難しくて、超スローでも3往復間違えずに弾ききるに至っていません。

今後

 これまでコンスタントに練習記録を更新してきましたが、一度間隔が空いてしまうと、モチベーションの維持が一気に難しくなると実感しました。それでも今回このログを上げられたことを喜びたいと思います。次は初めて本格的に(?)ペダルを使う課題曲で、これまた時間がかかりそうです。来週中に仕上げるのは到底無理そうなので、粘り強く練習したいと思います。スケールに限らず、テクニック練習の追加も追々。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?