ピアノ練習048
トンプソン第1巻、50曲目。いよいよ最後の曲です。
16分音符「ジョン・ピール」
4分の2拍子、ハ長調。第1巻の最後にふさわしい難曲です。というより、16分音符の導入としては不適切なほど難しく感じます。デレステとスクフェスでさんざん16分の縦連を叩いた経験も、ここでは無意味。細かいフレージングとポジション移動で忙しい。
ただ、弾いていてとても楽しい曲でもあって、ここ何曲かの中では一番夢中になって練習した気がします。Allegroの指示があり、動画よりもっと速く弾きたいところですが、現状の実力ではこれ以上は演奏が大きく崩れてしまいます。フェルマータで拍が止まってから流れるように両手の16分のフレーズに移行、ここが曲想としても技術としても佳境でしょう。拍や強弱がそろわない。難しい、楽しい。
動画を撮って初めて気づいたのですが、前半の左手が暇しているところ、鍵盤の数センチ上で浮動しているのがちょっとかっこわるい。ドロップアンドロールの後、鍵盤から大きく離すか上に置くかした方が良いのかな。そこまで意識が回りません。
今後
今回に限らず、演奏の完成度が物足りない曲はたくさんあります。ただ、並行してやっている技術練習といったものもない中、新しい曲に挑戦することも重要でしょう。ということで、はれて第1巻は修了、引き続きトンプソン現代ピアノ教本の第2巻を開始したいと思います。
ピアノを始めて1年近く経ちました。16分やポジション移動にひいこら言っているうちは、現代のポップス、劇伴、ゲーム音楽などの演奏は遥か先でしょう。ただ、いまの教本の曲を一歩ずつ進めていく形式が、とても楽しくて自分に合っていると感じます。短く、新鮮な課題と学びがあり、かつ音楽として美しい、そんな教本に支えられています。第2巻も全50曲。悠長ですが、遅くとも1年以内に修了を目標に頑張るぞ。
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