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ピアノ練習052

 トンプソン第2巻、4曲目。

ヨハン・セバスチャン・バッハ「メヌエット」

 4分の3拍子、ト長調。サブタイトルにまでされているのに、作曲者が間違っているらしい。正しくはペツォールト(初耳)とのこと。教本には「ペ」の字も出てきません。トンプソンの時代にはまだ誤解されたままだったようですが、改訂で注釈を入れるなりしても良い気がします。ご丁寧にもバッハの身の上を、小さな文字で11行もかけて説明しています。
 名曲には違いありません。上達にしたがって、ごく一部とはいえ自然と有名なクラシック曲を練習することができるというのはうれしいものです。
 ちなみに、ごく個人的な話として、職場の居室からのナースコールの着信音がこれで、あまり好ましくない印象が日々上書きされていく曲でもあります。練習に当たって、業務中の電子音の記憶に引っ張られないように弾くのに少し苦労しました。とくにフレーズ、楽譜の指示に頭を慣らすのが大変でした。テクニックとしては、オクターブの指拡げですかね。ポジションで弾けない曲が当たり前に出てくるようになったので、少しずつ鍵盤感覚を磨いていけたらなと思います。

今後

 ピアノを始めてから1年が経ったようです。週1で練習記録を上げているので実感はあります。始める前の1年後のイメージとしては、もっとうまくなっているはずだったような気もします。ただ、マイペースに継続しての現状なのでね。そのことを喜ばしく、また、今後も指針としていけたらと思います。

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