保健士・心理士相談
自治体の検診で困りごと、悩み事を聞かれ保健士さんに相談してみた。
息子はその間近くで遊んでいて、その姿も見てもらいつつ発語がないことを伝えた。そして言葉の理解も不十分なため指差もたまたま当たったりすることはあってもほとんどできない。
「心理士とお話ししてみますか?」
実は事前に療育なども少し調べていた。心理士さんに相談すれば支援に繋げてもらえるかも?そんな期待も込めて「是非お願いします!!」
ここから半年ほど2ヶ月おきに心理士さんと面談しながら状況を報告し、様子を見ましょうと言うことになった。
すぐ療育紹介してもらえないのか・・・と少しだけがっかりしたのを覚えている。何か安心したくて焦っていたのだ。本当に長く感じた。
そして毎回「発語はどうですか?」「ありません」が苦痛だった。
心理士さんは今息子が言葉を習得するにあたり、おそらくこんな状況ですよなど説明をしてくれた。息子に話しかけることもあったが、おもちゃに夢中であまり反応を示さない。「名前を呼んで振り向きますか?」の質問は「振り向くときも振り向かない時もあります」と答えることが多かった。
何かに夢中な時は全く振り向かない。でも、ちゃんと振り向く時もある。自分が呼ばれていることは理解しているように見えた。
やっと「発語がありました!!」と報告できたのは2歳をすぎた頃。
最初の発語は「赤」 色だった。
家族以外とも関わってほしいと託児を週1、2回頼むようになり、託児所での発語が最初だった。
「ちゃんと色を理解して言ってますよ!」といっていただき、とても嬉しかった。そしてここからポロポロと言葉が出始め、着々と語彙は増えていった。
2歳2ヶ月頃、それでもやはり言葉の遅れがある(おそらく心理士さんはそれ以外も疑っていたのかも)し、療育につながるよう進めますか?とやっと言ってもらい支援センターを紹介してもらった。
一方で息子は言葉がどんどん増えてきて、それに安心していたけれど、言葉の数が多ければ安心なわけではなかった。
それは心理士さんから紹介された支援センターで実感することになった。
続く