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お風呂のおかげ

暮らしのおへそvol.36「お風呂のおへそ」で取材いただきました。

うちのお風呂は五右衛門風呂。
というと、下駄履いて入るの!?とか、くつろげないのでは、など反応があるのですが、
薪で焚くというだけで、ふつうのお風呂みたいに入っております。
むしろ、かなりくつろげるといってもいいくらい。

「おへそ」でご紹介いただいているように、本読んだりなんかもします。
冬はあったまる感が半端ないです。
夏は夏で、ぬる湯。それもまたよしです。

こんなお風呂のおかげで、健康でいられる気がするのです。
健康ならば、明日もまた大丈夫。

お風呂がくれたものは、
そんな「なんとかなる希望」と「つながり。
一年中風呂を焚くというのは、けっこうな薪の量がいるのですが、これもやってみたらなんとかなっている。
お風呂を決めたときには、薪の供給まで考えていなかったのです。
でも、薪がいるとなったら、なんだか集まってきた。

いまは、地元の林の木が、風呂の燃料になっています。
林を手入れ→薪→灰→土にかえす→林へふたたび。
ざっくりとした流れのなかに、うちのお風呂も参加中。

自然に帰すなどというおおげさなものでもなく、
自分のやっていることの、はじまりと終わりがみえるのが心地いい。

こうして取材をいただくのも、お風呂あればこそのつながり。

「暮らしのおへそ」vol.36、8月30日発売です。
いろんな方の、おへそが興味深いです。ぜひ。

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