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楽しいことに会いに行こう!

今日は念願の!
「THE NEXT GENERATION パトレイバー デッキアップイベント in あぶくま洞」に馳せ参じましたぞ!

1988年以降に漫画、アニメ、映画、小説などに展開されたメディアミックスの先駆けである「機動警察パトレイバー」シリーズ。その後約12年の時を経て製作された実写版映画シリーズが「THE NEXT GENERATION パトレイバー」であり、今回招聘された機体はその映画の劇中で実際に使用されたパトロール・レイバー(警察用汎用人間型作業機械)、略してパトレイバーの「イングラム」である。

福島県田村市滝根町にある鍾乳洞「あぶくま洞」で開催されたデッキアップイベントは、運搬車両の荷台に固定されたイングラムを荷台ごと垂直に立ち上げる催しである。こちらも警視庁特車二課の車両という設定にしたがって警視庁の文字が入れられた警察車両として稼働しており、デッキアップイベントに作業に従事するスタッフはそれぞれ「特車二課整備班」「特車二課報道班」の文字を背に染め抜かれたウエアを着用し、まさにリアルな特車二課の出動を目の当たりにしている気分にさせてくれる。

ドン

荷台に横たわって固定されているイングラムは全長約8m。ダンバイン(約7m)より少し小さく、スコープドッグ(約4m)のほぼ倍にあたる(好きなロボットのサイズが刷り込まれているオタクで申し訳ない)。

以前鉄製の実物大スコープドッグを見た時は鉄の質感がもたらす重量感と圧迫感で押しつぶされそうになったが、今回のイングラムはお台場のガンダム同様白ベースのカラーリングであるせいかそこまで恐怖は覚えなかった。
さすが市民の味方である警察の機体ということか。
 
デッキアップは朝の10時から16時まで、約1時間に1回行われた。

ドン
石灰岩の岩肌がまた格好良い!

サイレンと共に1分半ほどで垂直に立ち上がったイングラムは頭部が少し上下する動きを見せた。陽を浴びてきらめく胸部装甲上の旭日章が格好良いな!!
 
そして、あぶくま洞の石灰岩の岩壁を背にして佇むイングラムの格好良さよ……。

老若男女問わず、人がいっぱい!

1分半ほどかけてデッキアップしたイングラムは20分ほど起立したのち、同じく1分半ほどでデッキダウンして元の体勢に戻った。この時サイレンが鳴るのがリアルな重機作業ぽくてとても良かった!
(ちなみに横浜にあった動くガンダムより大分スピーディーに動くと思われるかもしれないが、RX78は全高18mでイングラムの倍以上あり重量も比較にならないほどあるので全くの別物と思った方が良さそうだ)

私は昼前まで2回ほど堪能した後、隣の「星の村天文台」を満喫して帰宅した。キットを使用しての化石鉱物発掘体験は予想以上に楽しかった。次に行く時は今回発掘したものを標本調にして持参し、どれがどの石かを確かめたいところだ。 
 
周囲では食べ物の出店や販促グッズの販売もあり、実に充実したイベントだった。
晴天に恵まれ、近隣の県からも多数の来客があった今回のイベントを招致してくださった関係者の皆様方に厚く御礼申し上げたい。
 
またいつか、県内のどこかで立ち上がるイングラムに会えたら最高だな!

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