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兵籍簿を読もう
以前書いていた祖父の兵籍簿が、ようやく届いた。
やたら時間がかかったのは、仕事面で疲れた私が問い合わせ時に肝心の兵籍簿開示申請書を入れ忘れるという凡ミスをおかしたからだ(兵籍簿を見せてください!とお願いするのに添付書類だけ送りつけるのがおかしいことに気付けないのは疲弊しすぎだな……)
送料の価格改定のタイミングをすり抜け無事手元に届いた兵籍簿を開いた瞬間、癖字との戦いが幕を開けた。
時期によって違う人が書いているので読みやすい字もあれば非常に読みにくい字もある。後年の人のために私ももっと丁寧に文字を書こうと心に決めた。癖のルールを理解するまでに目が!目がぁー!!
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門司に上陸したのはわかったが、十二月二十九日にどこに着いたか判読できない。おそらく九州から広島にかけての地名だとは思うのだが、クセが強すぎるんじゃあ!
完全に読み解くには少々時間が必要なようだ。
どうしようもなく目は疲れるが、秋の夜長にはちょうどいいかもしれない。
【10月3日追記】
友人に読めんのだよ!と画像を見せたところ「屯営着と読める」との返事が。
そ、それだー!!!!
一人ではこんなに早く解読できなかった。お知恵拝借できて本当にありがたい。三人寄れば文殊の知恵とはよく言ったものである。