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はじめましての場所へ行こう 2

ずっと気になって、でも行く機会を先延ばしにしていた場所へ。
 

●福島県郡山市湖南町中野地区に流れる清水川の『梅花藻』(金魚草)

6号線から入ったところに木製看板があり、駐車スペースがあった。ありがたい。
花が少ないというより、水草が少ない……

集落の中を流れる小川に生えた水草に、梅の花によく似た五枚の花弁の花が咲いていた。なるほど、梅花藻とはよく名付けたものだ。

自治体関係がおすすめするにしてはちょっと控えめな咲きっぷりだなと思っていたが、水温15度前後の清流が適正育成条件らしいので春先からの水温上昇で水草が育ちにくくなっているのかもしれない。
数年前までは川を埋め尽くすほどに梅花藻が咲き誇っていたらしいので、そちらの写真は郡山市観光協会のホームページからご覧頂きたい。綺麗〜!


●福島県耶麻郡猪苗代町の『長照寺』の蓮田

湖南町から足を伸ばして猪苗代町の長照寺へ。
先の千円札の顔であった野口英世博士の生家を保全している野口英世記念館のすぐ近くにある歴史あるお寺は、野口家の菩提寺でもあるそうな。

境内の水鉢や門前の蓮田にはさまざまな品種の蓮が植えられ、それぞれに美しい花を咲かせ始めていた。盛りを迎えたらそれは見応えがありそうだ。

蓮の見頃は7月下旬から9月下旬の午前中だそうなので真夏の早朝に改めて来ることにして、本殿で蓮ガチャを回し、御朱印を頂いて帰ることに。
季節限定の蓮の御朱印は単体の500円のものと見開きの1000円の2種類あったので、拝観のお礼の気持ちも込めて見開きの書き置きにした。

蓮をモチーフにしたオリジナルグッズも魅力的

とても綺麗に手入れされている境内を眺めていたら、雀か野鼠かわからない勢いで小さな茶色い生き物がシュッと目の前に現れ、それを追いかけて真っ白な猫が飛び出してきた。やあやあかわいいなぁ、などと思った瞬間、白猫は逃げようと駆け出した茶色の生き物を追って疾風のごとく草むらに飛び込み、数瞬の後にそれを咥えてのっしのっしと戻ってきた。
 
け、境内で殺生ーー! だがこれぞ自然だ!
野生動物を追いかける猫は何度も見たが獲物を捕まえたのは初めて見たよ!いい腕だな!

あまりの早技で写真は撮れなかったので、次回は白猫様のお写真を是非とも撮らせて頂きたい。

国道49号からの入り口はちょっとわかりにくいが、野口英世記念館近くに「→長照寺」という控えめな看板があるのでそこから入るのが一番わかりやすいだろう。Google mapでの下見をお勧めする。


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