大あくびを100回続けたら、カラダが動き出した。
野口整体の修業中
邪気吐きは100回行ってもよいと言われていたんだけど
実は100回連続で行ったことが無かった。
邪気吐き(正式には邪気の吐出)は活元運動の準備運動。
要は、みぞおちを緩めて大あくびを誘導すること。
全身が連動して動くような大あくびをしているとき
ぼくらは頭の中で思考をいじれない。
ポカーンとなっている。
頭の中に静けさが無く、ずっと思考が動いていたり
不平、不安、自分責めなどのように緊張をもたらす思考でいっぱいだと
みぞおちが硬くなっている。
鬱やひきこもり、根性が悪い人はもちろん100%みぞおちが硬い。
みぞおちは心の状態、騒々しさを観察する場所になる。
カラダが行ないたいことをカラダ自身が勝手に動いて行うのが活元運動。
活元運動は無意識運動の訓練でもある。
活元運動が出てきやすい心身の前提条件が
頭がポカーンしていること。
カラダが程よく脱力できていること。
この2つ。
みぞおちが硬かったり、前こごみになると緊張してしまう人には時期尚早だけど
邪気吐きの動作を緊張せずに行えるようになっていれば
連続して100回行っても問題ない。
ぼく自身が先生から言われてもいたし
自分も活元運動のレッスンで言っている事でもあるので
自分で連続100回の大あくびを実践してみることにした。
初日に大あくびをすること100回以上。
あとは毎日1時間ほど大あくびを1週間続けてみた。
すると、ちょうど1年前に整体指導を受けた直後
先生の指示通りに自分で愉気を行っていたら始まった
排泄反応が生じた鼠径部が猛烈に痒くなってきた。
去年の排泄反応に伴う痒みは半年ほど続いて辛かったんだけど
これだけ痒くなるってことはカラダはまだ排泄し足りないんだろうなと
意を決して自分の脾臓と腰椎2番に愉気を行うことにした。
すると、案の定
鼠径部のリンパ節の部位の皮膚がぐじゅぐじゅになって
再び排泄反応が始まりだした。
ちょうど1年前に始まったのと同じ。
ここ数日、一日に複数回パンツを吐き換える生活が再び始まってしまった。
正直、気が重いけれど
癌になってから排泄反応を体験するよりも
未病状態で排泄反応を体験する方がいいもんねと
自分に言い聞かせて
排泄反応を促進させるべく愉気を行っています。
今年は速やかに反応を経過できますように。