とある1週間の「おにぎり日記」2023.4.17-4.23
4/17(月)横並びのマクドナルド
朝から事務関係の用事でアタフタ。
フリーランスという働き方がとても気に入っているわたしですが、事務となると未だ「?」となることが多くて難しさを感じ続けています。よい面と大変な面はいつだって表裏の関係。
事務関係に関して、1人でいくら悩んでも仕方がないことは早めに専門家に相談する。10年以上フリーランスをしてきて学んだことです。
苦手とうまく付き合いながら、好きなお仕事を続けていきたい。お願いできるところには甘えつつ、教えていただきつつ。
お昼は下の子とマクドナルド。今週からお給食がスタートするので、一緒のごはんも最後です。横並びに座って食べました。
午後からは事務周りの用事残りを終わらせて、本屋さんへ。村上春樹さんの新作やっぱり買ってしまった。東京行きの予定があるので行き帰りの新幹線で読むつもりです。
4/18(火)梅と大葉のたぬきおにぎり
春の気候とは本当に気持ちの良いものですね。
屋外でうらら〜と過ごすのもよいですが、パソコンに向かいながらときどき窓の外の春模様をながめるのも好きです。
花粉症もようやく落ち着いてきて平和な日常が戻ってきた様子。今年はリンパ節までやられてしまい困りました。
来年は早めにお薬飲もう。と、去年も誓ったよなぁ、、。なぜに「今年は大丈夫かも?」と淡い期待を抱いてしまうのでしょうか。大丈夫だったことなど一度たりともないのに……。
とりあえずは、お薬に頼りながらも乗り切ったことを喜びます。(来年は忘れっなよ!)
お昼は、何万回作っても飽きない『梅と大葉のたぬきおにぎり』。目新しい組み合わせではありませんが、ときどき「やっぱり美味しいですコレ」と言いたくなるおにぎりです。
4/19(水)たけのことベーコンのおにぎり
朝から、雨に、雷に。
午前には一時停電した瞬間もあり、慌ててパソコンの電源を抜きました。
関西地方は週明けにも夜中に爆音の雷が夜空をざわつかせて、夢うつつに恐怖を感じました。大自然を前に、人間の暮らしとはなんとささやかなものでしょうか。生かされていることに感謝しなくては。
子どもたちの下校時間にも雷雨が続いていたのでそわそわしていましたが、わたしの心配をよそに集団で勇ましく帰ってきました。特に下の子は泣いちゃってないかな?とも思っていたのですが、けろり。知らぬ間に、成長していくのですね。
でも夜中に蚊が飛んでいるだけで大泣きします。そこはまだ赤ちゃん。
4/20(木)鶏そぼろと水菜のおにぎり
やめられないこと。
入浴しながらの読書です。
たまに本に水滴がかかってしまったり、過去にはどぼんとしてしまったりと失敗もあります。それでもやっぱりサイコーです。
カラダはじわじわ温まってくるし、汗もほどよくかいて、読書欲も満たされる。お酒を飲まないわたしにとってはこれが1日の終わりの贅沢時間です。
短編小説、エッセイ、インタビュー形式の文章など、色々読みます。浴室内に持ち込みやすいよう文庫本であることだけが唯一の決まり。
今日もがんばった。
今日もいい日だった。
1日1章分の幸福感に浸りながら、その日を終える。なんだか日記と読書記録を同時にファイリングしていく作業のようで、重ねていくのが今とても楽しいです。
4/21(金)もうひとつの誕生日
上の子が生まれた日。
朝から体いっぱいで誕生日を喜ぶ子の姿を見て癒されました。
わたしも母になって8歳。この頃は…いや、思えば今までも、わたしのほうが子にサポートしてもらうことが多く。
上の子は「お母さん、どうやらおにぎりが好きらしい」と認識しているようで、わたしがちょっとテンション低めだと、おにぎりを作ってくれる日もあります。いつも自分のおにぎりを食べていますが、大切な人に握ってもらうおにぎりは嬉しさもひとしお。
今も思い出す、分娩室ではじめて会った赤ちゃんの頃の子の姿を脳裏に浮かべて、成長したなぁと感慨深いです。
そんなこの日は午前中でお仕事を終わらせて、午後から授業参観。夜はみんなでケーキを食べました。
4/22(土)おにぎりは非常食
めちゃくちゃ楽しみにしてた
「文具女子博大阪2023」。行ってきましたーーー!
すみません。興奮冷める気配がなく。
今、家には使い道が決まっていないノートやシールやマスキングテープやメモ帳が並んでいます。なかには、はなから「こんなん絶対使えない!(好きすぎて)」というものもあります。
所有欲なのかといえばそれもちょっと違う気がしていて。
かわいいの発見→どうしよう買っちゃおうかな→やっぱ欲しい!買う!!→どう使おうか考えてワクワク
この一連の流れに満たされるんですよね。わたしの場合。
あとは紙の手触りとか匂いとか、劣化していく感じとか。文房具ってロマン。
今回、実母、わたし、娘の3世代で行ったのですが、3人とも同じ少女の目線になっていて面白かったです。
生きた長さで、容姿とか経験値とかは変化していくけれど、魂レベルではあんまり年齢って関係ないのかななんて思います。レターセットが欲しくて欲しくてたまらなかった小学生のときの気持ち、今も変わってない自信がある。
4/23(日)ふらり散歩旅
和歌山の南紀(または紀南)と言われる南の方、「田辺市」まで、家族でお出かけしました。
お目当ては、お菓子。田辺には魅力的なお菓子が多いんです。
というのも、先日、本屋プラグさんで購入したこちらの書籍。
甲斐みのりさん目線で田辺のお店が紹介されている一冊です。
田辺ってどちらかというと、通過点になることが多いんですね。(スミマセン。)もっと南へ、例えばパンダのいる白浜アドベンチャーワールトや、熊野三山と参詣道、本州最南端の串本などを訪れる際に、田辺を経由します。
その道すがら、食事をとったり、温泉につかったり、直売所で買い物したりということもあるのですが、よくよく考えると「田辺の街を自分の足でふらり歩いたことってなかったかも?」と思いました。甲斐みのりさんの書籍を読んでいると、次の目的地へと急ぎながらではなく、ゆっくりと田辺を満喫したいなという気持ちに。
この日は、なるべく家族も楽しめそうだなと予想するポイントを押さえつつ、自分の“行きたい!”を最大限に巡れるコースを熟考して、主に4店舗のお菓子&パン屋さんを回りました。
紀伊田辺駅をスタートして
味光路(写真好きの夫が喜びそうかなと立ち寄ったレトロな飲み屋街)
菓匠 二宮
闘鶏神社(家族でお参り&お子たちは隣接の公園でしばし遊びました)
ララ・ロカレ
スズヤ製菓本舗
鈴屋菓子店
途中、昔懐かしい店構えの玩具店をのぞいたり、街並みを眺めたり写真を撮ったり。食べ歩きもしながら、のんびり2時間少しを田辺で過ごしました。
いつでも行ける距離でありながら、わたしの知らなかった表情がそこにはあって。甲斐みのりさんの書籍を読んでいなかったら、いつまでもその魅力に気がつけなかったかもしれない。
自分の至近距離ほど、フラットな目線で素敵なところを見つけるのって難しい気がします。
もっとじっくりと物ごとを見て、面白がりたい。
当たり前に通り過ぎるなんてもったいない。
そんな風に思った日曜日でした。よく歩いたー!
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日々おにぎり/ゆこ
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