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20240217 輪郭

一昨日、スマホの画面越しに目にしてから、何度も見返している、忘れられない絵がある。

ここ数年、購入したいと思う絵に出逢っていなかったから久しぶりの出逢いに心が浮き立っている。

本当は三枚、でも、どうしても、と思うのは、一枚。

ギャラリーがあれば、時間がとれ次第、本物に逢いにゆきたい。
連絡先がないということは、ないのかな、心をきめたら、確認しなくては。

何度も繰り返し、そのあたたかく、美しい自由な絵をみていて。
そういうことを思ったことは、ほとんどないけど、みていたら、私も描いてみたいと思った。

その絵を描いた人の心象風景がみえるような幸せな色彩たち。

自分にとって「書く」ってどういう意味をもっているんだろうと、このところ、時折考えている。
心にうかんだものに、輪郭をもたせること。
そのことの持つ意味を考えている。

その絵は、輪郭がなく、とらえどころがなく、自由で、おおらかで、美しくて、懐かしくて、柔らかいのに、はっきりとした希望が感じられて。
春の海をわたる風のような作品。

ものごとに、輪郭をもたせたい気持ちと、輪郭なんて気にせず、こころのままに、色彩の中を泳いでゆきたい気持ちと。

どちらも大切にしたい、今の私の気持ち。





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