今年は仕事のこととか書いてみようと思う
さあ、書き初めだ。
と言っても、1月2日があと27分で終わってしまう。急げ。
これまで、noteやブログだけでなくSNSでも頑なに自分の仕事や会社について言及するのを避けていました。日々淡々とやってますから。
SNSの宇宙には「資金調達しました!」「今期も走り抜きます!」「熱い仲間だぜ!」といった投稿が満ち満ちています。そういう投稿をしている皆さんはそういう投稿が似合うから良いのですが、普段「努力、情熱、成長はいらない」「がんばる禁止」「生きてるだけで致命傷」と言ってる僕までそういうこと言い出したら、だいぶ世も末じゃないですか?
あと、「発見」されたくないんです。細々と好き勝手に書いていたい。
大昔にブログが微妙にそこそこアクセスがあったりバズったりしていた時期って、やっぱり世の中の反応が気になってそっちに寄せていってしまう場面も多かったように思います。もう、そういうのはいい。
「発見されない」ことの重要性については誰かも言っていたらしいですね。どういう文脈の発言だったかは把握していませんが。(逆に、バズりたい人の中には「バズる」ことを意識しすぎて「発見される」というフェーズを疎かにしている人も多いように思います)
ところがですよ。ところが。
年末にヌーラボの橋本さんの『会社は仲良しクラブでいい』を読んで、とても良い本だったのですが、「あ!これ僕が前から考えてたやつだ!」という箇所があったりするわけです。
でも、僕が100万年前から先に考えてたことでも、今後何かの機会に同じことを言うと「あー。橋本さんが書いてましたね」って言われるわけです。僕が100万年前から考えてたのに!
それで、「とにかく先に書かねば」という思考に至った次第です。
発見されたくないのに承認欲求が強い面倒臭いやつだな。
昨年の秋に、僕らの会社「トーフラボ」は「イジゲングループ」に心と魂(ついでに株も)を売りました。これはすごい化学反応が起こるのではないかと。
そのへんについてはプレスリリースに綴りました。ただ、多分、プレスリリースってそういうのを綴る場所じゃなかったらしいです。
年末にはイジゲングループ全体のイベントであれこれして、ちょっと待って、あと2分で今日が終わる。じゃあ、そのへんは鶴岡さんのこれを読んでください。
会社のことについて言及しなかった理由は、実はもうひとつあります。
僕ら、ちゃんと経営してこなかったんです。
トーフラボは6年目です。多くの会社は5年も生き残れないそうなので、かなり優秀なように見えますね。ところが、僕らって「支出より収入が多ければ会社は潰れない」というそれだけで経営をしてきました。はたしてそれは経営なのか?まあ、拡大する気もなかったし。
それが、ちゃんと経営しないといけなくなった。
ソフトウェアエンジニアから経営者に転向して実力も実績もない。でも萎縮していては始まらないので、口ではあれこれ言う。
わかってます。実力も実績もなくて口だけ達者。総合格闘技で言えば平本蓮のポジションにいることはわかってるんです。
現在は、自分に"Fake it till you make it"と言い聞かせながらそれっぽいことをやっている日々です。
そんな感じなので、会社だとか経営だとかについて書くのは嫌。でも「それ橋本さんが言ってた」って言われるのはもっと嫌。
というしょーもないモチベーションで筆(キーボード)をとった次第です。
さあ、書けた。投稿だ。
て、もう1月3日じゃないか…