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〚心療内科受診5回目〛何をどう話すのか
ムスコが春休みだったというのもあり、なにかしら予定が入っていたので毎日毎日バタバタでした。
今日から新学年、新学期の始まりです。
ムスコは年長さんになり、何組さんになるのかとドキドキしながら登園していきました。
嬉しいことに今年も去年と同じ大好きな先生が担任で、思ってもいなかったので帰ってきたムスコと私、オットと3人で小躍りしました。笑
嬉しいです。
今更ですが、先週の金曜日は受診日でした。
いまのところ私には病名はついていません。
そこで「今の私はどういう状況ですか?」と聞いてみました。
初診の時には「症状を聞くと鬱なのかなと思う」といわれたけれど、主訴は『過食を抑えたい』だったため、今までは過食を抑えることに集中していました。
トピナとランドセンを処方してもらいだいぶ過食欲は落ち着いてきたのですが、こんなに簡単に摂食障害の過食欲はおさまるのか?と疑問が湧いたわけです。
今までの病院では色々と診断されていました。
摂食障害、うつ、うつ状態、不安障害、新型うつ、非定型うつ等、そして色んなお薬も飲みました。
でも今回、こんなに簡単に薬が効く?
22年も続いた過食に。
これは摂食障害だったのか?
何だか、自分の中で納得がいかないところだったりもします。
まだ治療を始めてすぐだからぶり返す可能性は充分にあるし、考えすぎても仕方がないのかもしれないですが…
以前摂食障害の回復施設にいた経験があり、その時何故か周りにいるほかの入所者と自分が違うと感じてたまりませんでした。
それはもしかしたら、他の人は拒食や過食嘔吐の人ばかりで過食オンリーの人はひとりもいなかったから、そして普通体型の人達ばかりだったからかもしれません。
その回復施設のことはまだ思い出すと辛い気持ちが多いので、今話すのは止めておきますね。
もし興味がある方がいたら、またいつか。
「今私はどんな状況ですか?」という問いに先生は少し笑いながら「まだ治療を始めたばかりの状況です」と答えました。
精神的に不安定で感情の波が大きいので、その波が落ち着いてから色々な心理検査をする、という話になっているのに、なかなか落ち着いてくれないんですよね…
焦っても仕方ないけど。
なので、診断名はつけられない、というのが現状のようです。
完全に過食が治まったわけではないですが、かなり落ち着いてきている今日この頃。
放っておくと食べるのを忘れそうになることもあるくらいです。
子どもがいるのに誰かと一緒に食べるのが怖い、なんて甘えて居られないのに、なかなか難しいものです。
そして、今1番厳しいのは感情の起伏。
悲しみや辛さ、怒りのコントロールが出来ません。
悲しみは沼のようにどこまでも落ちていきますし、今までは怒りの感情は過食として自分に向いていました。
それが、過食という手段がなくなり自傷したくなるような猛烈な怒りが先日自分にむいたのです。
それがこの間、初めてのことで、自分でも酷く驚きました。
悲しみがどうしようもなく辛い時がある、と伝えて貰っていた頓服のエビリファイを飲んだのですが全く効きませんでした。
全く落ち着かなくて、怒りが湧いてでて止まらなくて、怖かったです。
(私にはムスコがいるから絶対にしないですが)包丁を自分に向けたくなるような強い衝動でした。
でも、エビリファイは強い怒りにはあまり効かないみたいです。※いまのところ? それとも私には?
強い悲しみのときには落ち着きやすい気がします。
…というか、頓服を飲んだから落ち着け、自分、落ち着け、大丈夫…と言い聞かせている感じです。
正直効いているのかよくわからない。
でも、お守りみたいに持っているだけで何もないよりずっと安心です。
そして自分が不安定だと感じた時に、薬だけに頼らずに自分なりのリラックス方を考え色々と取り入れてみようと模索中です。
今はゆずのアロマスプレーを持ち歩いています。
不安になったらすぐにシュッとひとふき。
いい香りに包まれてみたり。
家では薬剤師さんが教えてくれたリラックスできるというハーブティを飲んだりしています。
それも無理は時は素直に寝る。
薬を飲む。
黒い紙に黒いペンで黒い感情を書いてすぐに捨てる。
あとは大好きな森山直太朗さんの曲をリピートして聴くことかな。
心が浄化されるようで、すこしすると不安が楽になっていることが多いです。
でも最近、不安が爆発する前に薬に頼っていい、と思えるようになりました。
この前まで病院に行くことをずっと拒否していた人が言う言葉とは思えないでしょ?笑
少しは、進歩できたのかもしれません。
でもやっぱり一進一退。
過食したくなる日はあるし、全くない訳では無いです。
ほんとうにすくなくなったのは事実。
でも『食事』というものがよくわからないのは何も変わりません。
何をどれくらい食べたらいいか分からないし、人と一緒に食べるのは怖いのです。
わかる日は来るのかなぁ。
先生に話す時どう話すか、とても難しいです。
緊張して話せなくなってしまうので、毎回紙に書き出してコピーしたものを渡して見てもらうのですが、上手く頭が回っていない時に書いたものは、書いた紙に沿って話を進めて下さるので話があっちこっちいってしまって、診察もうまくいった感じがしません(私が悪いのですが)。
なのでなるべく頭が回っている時に、ちゃんと何を訴えたいか、先生に伝えたいことを書いていくととてもスッキリとした診察の時間にできるなと感じます。
そうすると、その後の1週間が上手くいったり、ね。
この日話したことは、
体調が悪い時や疲れが酷い時ほど頑張りすぎてしまう、ということでした。
どうしようもない時ほど、自分という存在を何とか作り出そうとする、というか。
頑張ることで認めて欲しくて、頑張りすぎてしまう。
いつもいつも、自傷のように痛めつけてしまう。
もうこれは癖みたいなものなのでしょうね。
先生からは、
ちょっと元気な時は、休む。
調子が悪い時は、しっかり休む!
今は休むときです。
しっかり休む。
今が治療のときです。
休むことが治療です。
と
いうようなことを言われました。
なかなか難しいですね。
やっぱり無理しちゃうし、無理しないと頑張らないと自分に価値がない、みたいに思っちゃうところがあるけれど。
少しずつそういう気持ちも変えていけたらいいな。