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【一条工務店】石目調フローリングのすべて

こんにちは、HIBI HOMEです

一条工務店のオリジナル仕様の中で
私のお気に入りのひとつが石目調フローリングです

なんといっても見た目がかっこいいから(笑)

我が家が契約~着手承諾した時期だと
グランスマートでは水回りのみ標準(無料)施工可能
その他の居室への採用は有料でしたが

現在グランシリーズでは全室標準施工が可能になったとのことで
うらやましい限りです…

(他の建物タイプでの施工可能範囲は
営業さんに聞いてみてください)

今後石目調フローリングの採用比率が増えていきそうなので
我が家が採用する際に気を付けた点など
をお伝えできればと思います

(新しい床材が出るとか出ないとかって話もありますが…そちらも楽しみですね^^)

石目調フローリングとは

もともとは水回り専用として打ち出された商品のため、高い防水性が特長のフローリング材です

多くの賃貸ではトイレや洗面脱衣所にクッションフロアが使われていると思いますが、それと似た機能を持っています

耐久性は?

ひとつ把握しておきたいことが
あくまでシートフローリングであるということです

ネットで調べると
「クッションフロアより耐久性がある」と言われていることもありますが
これは長持ちするという観点です

クッションフロアは経年劣化により端からめくれてきてしまうイメージがあるため
これと比較すると長く持つ(原形を留める)ということだと思います

(賃貸や実家のクッションフロアをイメージして言っているものが多いと思うので
そもそも最近のクッションフロアの耐久性が低いかはわかりません)

一方で、傷つきやすさという意味での耐久性はそれほど高くないようです

木のフローリング材の表面に防水性のある石目調のシートを貼っているだけなので
物を落とすとえぐれてしまうこともあるようです
そうなると下の木材が見えてしまう、と嘆いている先輩施主さんをお見かけします

石っぽいからと言って石のような耐久性があるわけではないので、そこはあまり期待しない方が良さそうですね笑

また、フローリングということで
敷き詰めて施工するため、当然溝もできます
クッションフロアと違ってこの溝にごみが溜まる懸念はあると思います

(とはいえ現在一条で選べる床材はすべてフローリングなので、どれを選んでも同じことが言えます)

色の選び方

カラーバリエーションは
ホワイト/ベージュ/グレー/ブラック

我が家が色を選ぶうえで考慮したのは、月並みですが以下の2点です
・ごみの目立ちにくさ
・住設、クロス、幅木との相性

濃い色だと抜け毛が目立ちにくい反面、ほこり等の白っぽいごみや汚れは目立ちやすい
薄い色だとほこり等は目立ちにくい反面抜け毛はめちゃくちゃ目立つ
と言われています

つまり、グレーが最強ってことでOK?
って思ったので、我が家はグレーの採用率が若干高めです
(目に見えない汚れは汚れていないのと同じって考えるタイプ。笑)

ただ、2階トイレに関しては使用頻度の低さから
掃除をサボってしまう危険性が高かったので
あえてホワイトを選びました

この選択が吉と出るか凶と出るかは
住んでからのお楽しみ…

また、2階トイレをホワイトにした理由はもう一つ

幅木との相性を考慮(つまり見た目重視)したためです

クロス選びの際に気が付く方も多いとは思いますが
例えば幅木がホワイトで濃いクロスや床材を選ぶと
どうしても幅木が浮いてしまいます

その浮き具合を軽減させるために
幅木の色に近い色の石目調フローリングを選ぶというのも手だと思います

幅木が白なのでグレー(左)よりホワイト(右)の方が一体感がある(気がする)

逆に幅木にマステを貼って床やクロスと馴染ませている方もよくお見かけしますね
引き渡し後のプチDIYとして楽しむのも良いかもしれません

床貼り方向

宿泊体験棟のトイレで違和感を感じるまで
まったく気づいていなかったのですが
石目調フローリングにも貼る方向があります

設計士さんによると
原則は長手方向になるとのこと

これは、「石目調フローリングを施工している各居室」の長手方向になるため
下のような間取りだとLDKのモクリアとは垂直方向になります

つまり、モクリア等のフローリングの向きだけ指定すれば
石目調フローリングも同じ向きになるわけではないということです

石目調フローリングの向きにもこだわりたい方は
必ず居室ごとに指定するようにしましょう

見切り材の有無と位置

・見切り材が入る条件

石目調フローリングとモクリア等との境には見切り材が入ります
見切り材はこのようなシルバーの細いものです

私はこのシルバーが家の雰囲気と合ってますし、シャープな感じが気に入ってますが、設定外品で真鍮色なども採用できるみたいです!

また、連続した居室に石目調フローリングを施工する場合でも
見切り材が入ってしまうことがあるようです

主に床貼り方向もしくは色が居室ごとに異なる場合です

上図のランドリーと脱衣室のように隣接する場合は
色と貼る方向を揃えると見切り材が入らず
ひと続きの空間となり広く見えておすすめです

床貼り方向と見切り材の位置・有無はセットで確認しておきましょう

・見切り材の位置(見え方)

これはもう先輩施主様方の発信がなかったら知ることができなかったことです

見切り材の位置(厳密に言うと見え方)がドアのタイプによって変わってくるんです

気を付けるべきがアウトセット引き戸です

下の図のように
アウトセット引き戸にした場合、レールが無い方の部屋(画像下部)から見たときに
反対側の床材がはみ出てしまうのです

インセット引き戸に関しては
どちら側から見てもはみ出てきません

ドアの下に見切り材がくる

※インスタを見ているとインセットでも少しはみ出てしまうという投稿も見かけますが、私が泊まった宿泊体験棟でははみ出ていませんでした
以前と見切り材の位置が変わったのかもしれません
念のため設計士さんに確認してみてください🙇‍♀️

私はアウトセット引き戸の方が見た目が好みだったので多用しているのですが
床材がはみ出てほしくない側にレールをつける
よう気をつけました

また、そもそも見切り材の位置を細かく指定できるとかできないとか…
このあたりも情報が錯綜しており
我が家は特段そのような要望をしなかったため実情を把握しておりません

ですが、設計士さんに聞いてみる価値はあるかと思います

おまけ サーミスタの色

CAD図面にも電気図面にも載っていないサーミスタ(床暖の温度計)
これも宿泊体験棟で初めて存在を知りました

※これはモクリア上のサーミスタ

図面に載ってこない=基本的には位置指定できないため、あまり気にしてもしょうがないかもしれないですが

一応このサーミスタ、石目調フローリングの各色に対応しています

私は念のため設計士さんに
「石目調フローリングの上にサーミスタがつく場合、
床色と合うようになってますよね?!」
と確認しておきました
全然違う色をはめられたら嫌だったので(笑)

何事にも言えることですが
細かいところまでこだわりたいのであれば
「言わなくても色合わせしてくれるだろう」と委ねるより
明確に伝えておくことで
思わぬミスや行き違いを防ぐことができて良いかなと思っています

我が家の採用箇所とカラー

最後に、我が家がどこにどの色の石目調フローリングを採用したか
パースを使ってご紹介したいと思います

・1階トイレ→グレー
 ここは白の幅木が目立つのでマスキングテープを貼る予定です
 (余談ですがクロスを渋くしすぎたかなあとヒヤヒヤ...)

・2階トイレ→ホワイト

・脱衣室→グレー
 ここはアウトセット引き戸を採用しており
 脱衣室内から廊下の朝日ウッドテックの床材が見えることになります
 家族しか使わない空間なのであえてそのようにしました

・WIC→ブラック
 ここは水回りではないので有料でした泣

以上が我が家が知る石目調フローリングの情報です

住んでから気が付くこともあればまた発信したいと思います☺︎

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