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【一条工務店】快適さを求めて設備を取り止めたら、減額されたりされなかったりした話

こんにちは、HIBI HOMEです

家の仕様を決めていく中で
あれもこれもとオプションを詰め込んでいくと
どうしても予算の壁が立ちはだかりますよね

我が家ももちろんそうでした

そうなったときに
「これ本当に我が家に必要か…?」
と冷静に考え直すことで減額につながったりします

うちの場合、打ち合わせ初期に
「これは絶対あった方が良い!
 あって当たり前!」
と思って選んだ設備でも、

いったん立ち止まって
自分たちの生活スタイルなどを考えると

「無くてもいいな」
「なんなら無い方が快適性が増すかも」
と思えてきたものがいくつかありました

今回は
採用予定だったけど最終的に取り止めたもの
またそれによる減額費用について紹介します
※費用は基本税抜きです

一条標準品の減額費用や
施主支給品の施工費についても触れていますので
気になる方はぜひ最後まで読んでみてください

なお、一条標準品については、
時期によって減額費用が異なっていたり
建物タイプ(例:ハグミー)によっては減額されない
場合もあるようなので、取り止めを検討される方は一条工務店側に確認してくださいね🫡

総額42万円の減額に!

では、まずは当たり前に採用しようと思っていたものの
必要性を吟味した結果不採用にしたものたちを紹介していきます

・一条標準システムシューズボックス 174,000円

いきなり結構な減額ですよね!

玄関に靴箱はあって当たり前
そう思ってました

(「シューズボックス」って言いにくいので「靴箱」って言いますね笑)

実際これまで靴箱のない家に住んだことはありませんし
靴箱の上に家の鍵とか印鑑とか郵便物とかをひょいっと置けることに便利さも感じています

シューズボックス一例(一条工務店お住まい検討シートより)
※サイズやタイプは他にもたくさんあります

ただ、玄関スペースが横幅2マスと広く取れない我が家

できるだけ空間を広く活用するための方法を考えた結果
靴や鍵などを置くスペースを別で設けることができるなら、必ずしも「靴箱」は必要ではないと思いました

ということで我が家は靴箱の代わりに玄関脇にシューズクロークを設け
その中に自在棚や天板+ハンガーパイプを設置しました

これにより玄関ホール全体がシンプルですっきりした空間になりそうです

いちいちシュークロに靴を取りに行くのは面倒なのでは?
と思う方もいらっしゃるかもしれません

毎日靴を変えるような方にとっては面倒だと思います

ただうちの場合、普段使いするスニーカーやサンダルは玄関に置きっぱなしになると思います笑
たまに服に合わせて靴を変えるときは、サンダルを履いて(もしくは裸足で…)シュークロに靴を変えにいくって感じを想定しているので
特に問題には感じていません

また、印鑑や家の鍵の場所ですが
玄関スペースにニッチを作ったので、そこに置こうかな~と考えています

あとは玄関ドアにマグネットでくっつけるのもアリですね!

あれ、ダンジュってマグネット付くのかな…?
一般的にアルミの部分が樹脂ってことは付かない?
わかる方教えてください〜😂

・TVボード 本体約100,000円+施工費88,000円

TV自体は壁掛けにするので
TV裏の壁に空配管を通して、その先に必要機器も収納できたらベストだったのですが、我が家は間取りの都合上叶わず…

そのためTV関連機器の収納はTVボードかTV裏(TV本体や壁にくっつける)の2択で判断する必要があり、終盤までTVボードを採用する気でいたのですが…

今の家でTVボードに何をしまっているか見たところ
任天堂Switchと、それ以外はTVに関係ないものしか入っていませんでした笑
あとはTVボードの上にサウンドバーや外付けHDDを乗っけているくらい

光TVに契約するとルーターが必要になるようですが、我が家はその予定もなく
新居で新たにTVに接続するものは特段なさそう

TVボードにしまっておく必要があるものって限りなく少ないことに気が付きました

最近はTV背面の壁にSwitch等を収納するツールやコンパクトな外付けHDDもありますので
TVの後ろに隠せそうです

ということで我が家は思い切って不採用に!
ただ、心配だったので念のためボードを取付予定だった場所に下地は入れておいてもらうことにしました

なお、我が家が採用予定だった商品はこちらです

サンワカンパニー ピッタラ<TVボード>
(サンワカンパニーHPより)

こちらの商品代は約10万円(幅1.5mの場合。サイズオーダー可能で、サイズや細かいオプションによって費用は前後)で、一条経由で発注してくださるとのことでした
(一条の提携業者ではないので、値引きはなく定価そのままかかります)

加えて壁に取り付けるところまで一条にお願いする予定でおり
取り付けにかかる施工費は88,000円で見積もりをいただいていました

細かい見積もりまで出してもらった後に取り止めるのは申し訳なかったのですが
無くても良いと思ってしまったものに20万円近く支払うこともできないので
謝罪とともに取り止めの連絡をしました...

もともとTVボードとキッチンの近さ(間の通路の狭さ)も心配だったのですが
取り止めたことで、圧迫感もなくなりそうでひと安心です

サンウドバーもTV本体に取り付けできるツールがあるらしい

・トイレ内手洗い器 58,700円

これは同じように悩まれる方も多いのではないでしょうか

我が家は1階トイレにTOTOのGG-Jを採用しており
こちらは便器に手洗いはついていないものです

トイレを出てすぐのところに洗面台があるものの
当初は手洗い器を採用する予定でいました

採用予定だったのは
一条オプションのコフレルスリムで
オプション代は58,700円
※水栓の自動/手動や鏡の有/無で費用は変わります

LIXILコフレル(一条工務店お住まい検討シートより)

当初採用しようと思っていた理由は
「来客が来た際、トイレ後に手を洗わずにドアを触ることに抵抗がある方だったら申し訳ないな…私は全然気にならないけど
「来客に汚いって思われたらいやだな…私は全然気にならないけど

…来客からどう思われるかだけを気にして採用するつもりでいました🤫

家づくり中に陥りがちなことだと思いますが
毎日使う自分たち家族の気持ちより、
たまーーにしか来ないであろう来客の気持ちを優先しすぎて
(自分にとって)過剰な設備をつけてしまう…

こうなると、あとになって要らなかったな、他に予算回せたなと後悔しそうな気がします

もちろん来客目線は大事です!
でも家族目線、来客頻度、費用、掃除の手間など総合的に考えた結果
我が家は手洗い器を不採用にしました

冷静に考えると、外出先のトイレでも普通は個室内に手洗い器なんてないですからね…!


以上が減額対象となったものの紹介でした

取り止める前の見積りから総額約42万円の減額になり、オプション費用が嵩みまくった終盤に少しの安心材料になりました😮‍💨

減額どころかむしろ増額になったもの

ここからは、
取り止めによる減額はあるけど、代替品との差額で結局増額になったもの
について紹介していきます

・RAYエアコン 40,000円

標準で1台ついてくるRAYエアコンですが
取り止めの代表格ですよね笑
と言ったらなんかRAYエアコンに失礼な気もしますが
実際取り止める方は多いと思います

これに関しては我が家は当初から一貫して取り止め対象にしており、
多くの方と同じように以下が主な取り止め理由です

・床暖房と併用できない(室外機を共有している)
・14畳用相当でオーバースペック
・再熱除湿機能なし

ですがうちは各階に1台ずつエアコンを設置するので
結局そのオプション費用が追加となり、大幅に増額しています

・玄関外部ポーチ 23,800円

土地や床の高さの都合で階段を1段取り止める方はいらっしゃるようですが
我が家は外部ポーチ全体を取り止めにしました

というのも土地いっぱいに建物を建てるため
玄関前の外構のスペースがかなり限られています

そのわずかなスペースに門柱などを無駄なく建てるには
外部ポーチもまとめて外構業者さんにお願いしたほうが良いということになりました

そのため、一条に支払う額としては減額になっています

ですが当然外構業者に施工費を支払う必要がありますし
内部と揃えるために外部ポーチにも一条のタイルを使用するため、別途一条からタイルを購入する必要があります…

なのでこちらも我が家の出費としてはそれなりに増額となっています

・グレイスキッチン 773,000円(税込かどうか不明)

我が家は最終的に社外キッチンを採用することになったため
標準で採用できるグレイスキッチン分は減額となっています

グレイスキッチン(一条工務店HPより)

77万円って、かなり大きな減額費用ですよね

ですが残念ながら(?)
一条オリジナルキッチンほどコスパ最強のキッチンはありません

結局選んだ社外キッチンに200万円近くかかってしまいました...

一条標準なのに…減額されなかったもの

最後に、一条標準品で取り止めても減額にならなかったものをご紹介します

・ナノイー発生機 0円(減額なし)

標準で3か所無料で付けられるものですが
こちらも取り止める方は多いかもしれません

主な取り止めの理由は
・大きな効果は感じられなさそう
・その割にメンテナンスの手間が増える
・天井が丸だらけになる笑(ダウンライト、給気口)

本来、一条のような気密性の高い家で
給排気口が適切に配置されていれば
空気の滞留は起きにくいはずなので
ナノイー発生機の必要性はあまり感じられませんでした
(このあたりはそのうち夫がわかりやすく解説してくれると思います!)

装置代や取り付け代が少し浮きそうだから
減額してくれたらいいのになあ、と思いますが
むしろ今後取り止め率の高さからオプションになる可能性も考えられますね👀

・グレイスバスのミラー、手洗いカウンター 0円(減額なし)

2023年に新たに登場したグレイスバス

グレイスバス(一条工務店お住まい検討シートより)

デザインはもちろんのこと
シャワーフック、ランドリーパイプ、タオル掛けなど
あらゆるものがマグネット式で取り外し可能な点も魅力的ですよね

その中で我が家は掃除の手間を考えて
マグネット式ミラーは最初から取り止めにしました

グレイスバスのミラー(一条工務店お住まい検討シートより)

マグネット式なのでもらうだけもらっとく、というのも考えましたが
保管場所がもったいないと思い、納品すらしないでもらうことに

やっぱり必要だったとなれば
先日百均にマグネット式のお風呂用ミラーが売ってるのを見つけたので(サイズは小さいですが)
それを買ってこようと思います!

また、手洗いカウンターも有無を選べたので
こちらも掃除の手間を減らす目的で取り止めにしました

グレイスバスの手洗いカウンター(下段)(一条工務店お住まい検討シートより)
上段の水栓部分は付いてくる

あったら桶を置いたりできて便利だとは思うのですが
無ければ無いで困ることもないかと(今の家にはありません)

このふたつは残念ながら取り止めによる減額はありませんでした

・建具 0円(減額なし)

今住んでいる賃貸に建具付きの可動棚やちょっとしたWICがあるんですが
来客が来るとき以外はずっと開けっ放しです

日常的に使用頻度が高い収納部屋は、いちいちドアの開け閉めするのはとても面倒に感じます

そのため、収納系の部屋は建具は不要と考え、一部の建具を無くしました

建具を無しにしたのは
・シューズクローク
・押入れ
・WIC
です
※「押入れ」は建具を無くしたことにより名称が「押入れ」ではなくなり、ただの自在棚スペースになりました

ハウスメーカーによっては建具を無くせば無くすほど減額になるようで期待していたのですが、一条工務店の場合は減額対象ではないようです

ちなみに洋室(将来の子ども部屋)のクローゼットも建具を無くそうとしたのですが、設計士さんにだいぶ反対されたので一応つけることにしました

ネットで調べた限りですが、仮にクローゼットの建具を無しにしてもレールは付いてしまうようで、それだったら後から建具を取っ払うのと変わらないと判断しました

最後に

今回我が家が取り止めたものやその減額費用をご紹介しましたが
一点お伝えしておきたいことがあります

それは
取り止めの理由は「費用」ではない
ということです

我が家は
安くなるからという理由で取り止めしたものはなく、
自分たちの生活スタイル優先順位(空間の広さ等)などをよく考えて、取り止めという判断をしています
その結果として減額されたものもあれば、
増額したものもあるよという感じです

減額されるなら取り止めよう
という費用ありきの判断だと、やっぱりうちには必要だった!という後悔に繋がりかねません

なのでこの投稿を読んでくださった皆さんも
まず自分にとっての要・不要を考えて
減額費用は判断材料の一つとして検討してみてください😌

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余談ですが、もしあなたが仕様検討中の場合は
ぜひ外構計画にも早めに着手していただきたいです!
理由はこちら↓

さらに、ゆくゆくは火災保険のことも検討しなくてはならないと思います
その時の考え方をこちらに記載しています
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです


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