道を見つけなくてはならない
もう5年が経過するだろうか。
軽度難聴のことを考えて転職活動(現在は無職)を開始してからの期間である。
予想していた通り、かなり厳しい状況。書類選考もまともに通過しない。自分がどういう状況で、仕事をする上でなるべく避けるべきことなど最初の段階で説明している。それを読めば書類選考を通過しないであろうことは想像に難くない。
採用担当者からすれば、何人も応募してきた中からそんなリスクのある人を採用する理由がない。何せ、自分の給料や首がかかっているわけだから。
問題なのは、この軽度・中等度難聴に関して社会的・一般的な理解が乏しいことだろう。
軽度・中等度難聴は障がい者に該当しないため、障がい者手帳を取得することができず、保障や支援がない。そのため、健聴者と同様ではないのにもかかわらず、健聴者と同じ土俵で勝負しなければならない。
しかし、そもそも自分が仕事をする上での能力自体はどうなのだろうかという疑問もあるだろう。それに関しては人並みにあると思っているが、それを判断するのは自分ではないから何とも言えない。ただ、難しい職種を希望しているわけでもないし、基本的に未経験歓迎に応募している。
そうは言っても、ほとんどの募集要項ではコミュニケーション能力を重視しているため、結局のところ能力云々以前の問題であり、自分にとっては最悪の状況と言える。
そんなこんなで5年も経過してしまった。この5年を考えると、他にもいろいろやりようがあったかもしれない。その時その時はベストだと思っていたことを実行していたが、それを積み重ねた結果、気づけば5年である。
社会人として5年も経験すれば、結構いろいろとできるようになる。いや、社会人としてではなくても5年もあればいろいろできるようになる。そこは自分の甘さ、努力不足として猛省しなければならない。
ちなみに、就職活動だけをしていたわけではない。例えば、資格試験の勉強や副業のようなことができないかなど、試行錯誤をしている。このnoteに関してもそのひとつと言えるだろう。
いずれにせよ、今後も同じように就職活動をすればいいのかいろいろ調べてみたが、やはり現状は同じことを繰り返す以外に術はないと思っている。
とにもかくにも、すでに5年。仕事が見つからないままあと何年も今の状況を続けることはできない。今は何とか親に迷惑をかける形で生活している。生活に必要な出費以外はもう何年もしてない。
とにかく、老後資金を貯蓄できるくらいの継続的な収入を得られる何かを見つけなければならない。
就職することが自分にとっては一番の近道であるはずなのだが・・・。