坂道グループのCDの売り上げで個人的に気になること
AKBから始まった、大所帯のアイドルグループのCDの売り上げについて、個人的に気になることがあったので調べてみた。
気になったことというのはメンバー一人当たりの売り上げ枚数。もちろん、メンバーによって売り上げ枚数の貢献度は違うわけだが、グループは全メンバーで一つの集合体なのだから、全体をひとつの企業として見たとき、企業で言うところの労働生産性も重要な要素のひとつだと思う。
もしかしたら、調べればネット上にすでにある情報かもしれないが、そこは情弱人間ということでご勘弁を。
それはさておき、
調査対象は坂道グループ(乃木坂46・櫻坂46・日向坂46)
対象CDはコロナの影響後に発売されたもの(なるべく同時期のもの各ひとつと、2020/12/19から2022/11/1までに発売されたすべてのCDの平均)
計算方法はCDの初週売上(オリコン)÷CDに参加したメンバー数(小数点以下は四捨五入)
懸念事項
アイドルグループのシステムをよく知らない
CDに参加したメンバー数の数え間違いの可能性
以下がその結果である。
数値は
初週売上 ー CDに参加したメンバー数 ー 一人当たりの売り上げ枚数
乃木坂46
2021/09/22「君に叱られた」
53.6万枚ー39人ー13744枚
コロナ後に発売されたすべてのCD(5枚)の一人当たり売上枚数の平均
13057枚
櫻坂46
2021/10/13「流れ弾」
37.6万枚ー25人ー15040枚
コロナ後に発売されたすべてのCD(4枚)の一人当たり売上枚数の平均
15646枚
日向坂46
2021/10/27「ってか」
41.6万枚ー21人ー19810
コロナ後に発売されたすべてのCD(4枚)の一人当たり売上枚数の平均
18092人
売上枚数では
乃木坂46>日向坂46>櫻坂46
となったが、一人当たりの売上枚数では
日向坂46>櫻坂46>乃木坂46
となった。
坂道グループで比較したとき、個人的には乃木坂46が最も知名度や人気があるように感じているが、一人当たりの売上枚数では乃木坂46が最も低くなった。
この結果は、各ファンがどこにお金を使うかによって異なるのかもしれない。
いずれにせよ、企業の財務諸表のように多くのデータを入手できるわけではないので、正確なところを分析することは難しいと言える。