Jリーグのニュースだと思ったら、また町田ゼルビアの問題だった件
どうやら、町田ゼルビアが15日に誹謗中傷に対して刑事告訴をしたというニュースだった。
町田ゼルビアの対筑波大学戦以降、自分もいくつか関連の記事をnoteに書いているが、基本的には批判的な記事なので、それが誹謗中傷にあたらないかどうかは気を付けなければならないと思っている。
誹謗中傷は当然ダメなわけで、それに対しては毅然として対応して欲しいと思うのだが、今回の藤田社長のコメントも個人的には違和感を感じる。
違和感を感じるのは「イジメの構図と同じ」という部分。
例えば、電車の乗降やお店の行列というのは恐らく法的なルールや罰則はないと思うが、割り込みをすることは日本ではまずない。
だから、ルールにはないからと言って割り込んできたら、並んでいた人がいろいろと言うのは普通のことだろう。
それを割り込んだ人が割り込んだという事実に関しては何も言わずに、並んでいた人たちからの批判に対して「これはイジメだ」と言っているのが今回の藤田社長のコメントの論理だと思う。
治安の悪い海外でならさもありそうなことだが、日本でこのような状況が頻発するようだと、日本の治安も悪化の一途を辿るだろう。
正直、割合はわからないが、結構町田ゼルビア擁護のコメントも見るので、将来的な日本の治安に対して個人的には不安を感じるところである。
あと気になることとして、町田ゼルビアは誹謗中傷に対応しているだけではあるが、実のところ多くの人が疑問に思っている意見を封じ込めようとしているような意図を感じる。なぜなら、多くのファンがこれはおかしいのではないかと言っている意見に対して何も言及していないからである。
だからまずは、藤田社長と町田ゼルビアが、このような問題に発展した、多くの人たちが批判している言動(自分たちはOKで他がやると非難するなど)について説明するべきだろう。
それとは別で誹謗中傷には毅然と対応すればいいと思う。
それから、JリーグとJFAはこの件がここまでになる前に何かアクションを起こすべきだったと思うし、今後、何らかのアナウンスをするべき。
筑波大学戦以降、自分はずっとJリーグとJFAがこの件に対して何らかの対応をするべきと考えていたが、何もせずこのような状況になってしまった。
今の状況は、これからサッカーを始めようと考えている子供たちやその親、あるいはサッカーを楽しみたいと思っている新規のファンの人たちに対して良い影響を与えるものではない。
JリーグとJFAの理念はどこに行ってしまったのだろうか。
で、根本的な話になるが、町田ゼルビアはこのような小細工のようなことをしないと試合に勝てないのかという疑問。
タオルの件にしても雨が降っていればボールは濡れているわけだし、不必要なレイトタックルだとか、マリーシアさながらの演技や時間の使い方だとか、相手に対してリスペクトに欠ける言動だとか必要なのだろうか。
ロングスローそのものや堅守速攻の部分に関しては誰も問題視していないわけだから、普通に試合をすればいいと思うのだが・・・。