大学卒業後、海外に行ってみることにした③
春からワーキングホリデービザでニュージーランドに行くことにした。
✔︎アイルランド留学で何を感じたのか。
日本の常識、暗黙のレールのようなものに息苦しさを感じていた。例を言えば、大学を卒業すれば一律に就職して働くこと。
アイルランドに行って、自分は自分、他者は他者のような考え方、いい意味でほっといてくれるような雰囲気に生きやすさを感じた。
この頃からもう少し時間をかけて他の国の文化や人と触れ合いたい、学びたいという気持ちが芽生えてきた所だったが、周りの友達大半が就職活動を始めていて、自分の思いと現実が逆方向に向かっていてもがいていたことも関係していると思う。卒業後すぐに就職せずに自分探しをしていても許してくれるような雰囲気に背中を押された気がした。
また、生活リズムがゆったりしていること。人目が気にならないこと。自分のペースでありのままに生きられる喜びを感じた。
✔︎留学して何をしたいか、何を求めているのか。
英語を話せるようになりたい、日本人以外の人と深く関わってみたい、人間性、考え方を知りたい。
自分の好きを見つけたい。
知らない世界を知りたい。
表に立って仲間を作って協力し合って仕事したい。
自立できる稼ぎが欲しい。
ここまで見えてくると
カナダ留学は本来求めていたものとかなりズレていることに気づく。
✔︎なぜズレたのか。
理由は大きく2つある。
アイルランド留学で何にときめき、海外に何を求めているのかはっきり理解できていなかったこと。
もう1つは覚悟が足りなかったこと。
海外に出ることに対して、新卒や周りと違うレールを歩むことについて未練や恐怖があった。そのため、保守的かつ保険をかけた選択をしていた。海外に出ることと日本に戻ってきても就職できる安心材料を得ようとどっちも取ろうとした。
しかし、成り行き的に捨てざる得なくなっていった。
やはりどっちも取ろうとしては自分の本来の望みとズレが生じてしまうと思った。
カナダ留学ができなくなってしまったのは必然なのかもしれない。自分の本来の目的、望みとズレ始めていることを教えてくれたのかもしれない。
ワーホリで海外に行ってみることにした。
次は国選びについてである。