短歌?啖呵?2024〜2025 2/3
短歌って、5-7-5-7-7が基本だったはず
日本文学を専攻していたはずだけど、まともに講義も受けていなかったのであまりよくわかってない
なんか、感覚的に、どこか間に8を入れるのがすきで、
8が、音楽で言うドミナント(どこか不気味な響きで、次に続けるような役割)的な要素があり、トニックである5や、7のような終着点に、より心地よく着くな〜〜と思っている
だから、字余りの8がどこかの間にある歌?が無駄に多いと思う 8から考えることもある それほど8の助長さを気に入っている
ただ、好きなお笑い芸人が、似た性質である俳句について、「自由律俳句はあまりに自由すぎるから嫌い」と言っていた
少しわかる、短歌という制約のある表現を想定していない以上、これは短歌と呼べないのかもしれないなあと、思った
だから、ただリズムを意識した言葉の羅列だよっていう保険をかけて...
2024年日付不詳
・実体に 引力として或る 記憶なら 星月すらも 嘘つきだ
・ままならぬ かかとわらえる おてがみの むずかしい字は きっとかかとよむ
・言葉では 何も書くことが できなくて 私もうやめる また字も余る
・夕暮れの あの頃に買った 花束は ふわっと私の 頬を横切る
1/25
泡の中 一人ぼっちで 思い出が 割れないでいて ただ泣いていて
1/26
1月が こんなにも早く 終わるなら 一生の願い また使えそう
1/28
この空を 一度見てみたい 君の目で ただ純粋な 汚れなき月
1/30
泡の中 私の心は 汚れてて 落ちていくのは おもいでだけだ まあ、重いだけに
1/31
落陽を ただ受容する 水面みたいな 誕生日を 覚えない君
2/2
夢をみる 目を開けたなら 君がいる こんにちはなんて 言わなくていい
2/3
あなたほど 塗りつぶすほどに 生真面目で
燃えてしまったら 何が残るだろうか
20の頃の微かな記憶 メモ
いずれ忘れゆく 懐かしさ
か弱いハートが
王子様
帰り道 ポテトの油が 風に乗り 不健康そうに 心躍らす
涙を欠伸で 誤魔化していた
鯖と昆虫と フラミンゴ
10分で 街を去る汽車が 来るみたい
幾何学の