変化の春は周りから
ヤッホー。これといって別れの宴もせず、いつの間にかさらっと金沢行っちゃって、あら、まあまた会えるしなって、私とめぐみんらしいよね、この感じ。
物理的な距離は離れても、そんなに離れている感じしないわ。
なにより、こちらでは得られない情報や暮らしぶりを、これから聞けるのかと思うと、
私が引っ越した訳ではないのにワクワクしてる。
お客さんのなかにも、続々と転勤で…就職で…大学合格で、旅立ちが目立ってきたよ。
寂しいよりも、その方、その方のオーラや興奮具合や戸惑いの様子を見て、
変化がやって来ている兆しのワクワク感や、少しの感傷、に連動して、
私の心が浮いて、ふわふわしている。
毎年のことなのに、面白い。
退き渡す前のがらんどうの部屋って、
私はじっと見られないの。
思い出の箱が開いてしまったら、
(それこそ音楽や匂いや、壁のシミやいたるところでスイッチがあって)
選択の末の今に自信がもて保てなくなりそうで。
引っ越しはわりと多い方だけど、
いつもバタバタのままあえて、冷静に
考える時間を持たないようにしていたわ。
ちょうど金沢に転勤決まった旦那さんに付いていくお客様がいるの。
めぐみんに、紹介したいなあ。
発酵ゆず胡椒だとか、お料理の好みが似通っているんだわ。
よかったら、ラインで繋ぐね。
気候が違うから風邪ひかないように。
寂しくなったり気分転換にいつでも帰ってきてね。