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往復書簡 のぞみ→小さなこと
うわ~金木犀記念日だね。おめでとう。花が咲いたのを喜ぶ、その小さなことができる人は、素晴らしい。
当たり前、ではないと気づけて、それだけで素晴らしい1日だよ。
読書の秋、だねー、私も店が暇なのをいいことに、時代小説ばかり読んでいる。
今、そのとき、自分の読む本って、精神状態を反映してるなと思う。
けっこうイケイケのときは、
実用書や、
実生活に役立つお料理の本だったり、
台所の写真がいっぱい載った、
憧れの雑誌だったり。
現代小説だったり。
落ちている時はもっぱら時代小説。
設定が現代じゃないところがまず逃避、
主人公が必ず立身出世するところが、水戸黄門のやうな安心感。
誰からも愛されて、強くて、人情深くて。
羨ましさと羨望と、あり得ない設定が
堪らなく現実を忘れさせてくれるわ~
めぐみんのセレクトも好きよ。陽動さんは読んだことないから探してみよーっと。
本をなんのために読むのか、
私は自分の貯金なんだなー。
読んでわくわくの種が見つかったり、
思いもよらない価値観に、であったり
旅に出るほどアクティブじゃないから
それを本で貯めているの。
私のおすすめのシリーズ。深夜特急。
ドキュメントであり小説であり、なんだかくやくよがぶっ飛ぶストーリー。
しとしと雨の日。
読書にもってこい、だわ。