京都へ行こう❣【275】
今回は、交通安全や厄除け、ガン封じの祈願で知られる『狸谷山不動院』に行って来ました。
『特別洞窟内陣参拝』では、不動明王を実際に見る事が出来ます。(12月28日まで)
【アクセス】
京阪『出町柳駅』より叡山電車に乗り換えて
『一乗寺駅』で下車。徒歩約20分。
一乗寺にある『詩仙堂』や『圓光寺』よりまだ奥にあり、このような坂道を登って行きます。
不動明王という文字に反応して、ちょっと寄り道をしました。
不動明王は、人々を災いや迷いから救って下さる仏さまです。
石像の不動尊
しばらく歩いてやっと『狸谷山不動院』に到着しました。
交通安全自動車祈祷殿
右側が受付で、中央が交通安全自動車祈祷殿。
左側は休憩所です。
私が訪れた平日の昼間は、車もなくガラガラ。でも京都に住んでいた頃は、狸谷の交通安全のシールを貼った車をよく見かけていました。
近畿一円より、年間一万台近くの自動車祈祷が行われているそうです。
ここから500mぐらい坂道を登ると、250段ある
『健康階段』が見えてきます。
健康階段
タヌキの置物がお出迎え。かなりの数です。
今回は、このタヌキをトップ写真にしています。(写真は別バージョン)
苔むした鳥居をくぐります。
白龍弁財天
この竜宮門のような弁財天の建物を撮りたくて、階段ではなく鳥居をくぐりました。
階段の途中で、タヌキの置物が何段目かを
教えてくれます!
50段目には、『七福神』の石像があります。
お迎え大師
階段途中で参拝者をお迎えする弘法大師像は、
撮影スポットになっていました。
この日は曇り。空を入れると『白飛び』する
ので、横からのアングル。
弘法大師 光明殿
真言宗の開祖・弘法大師を祀っています。
お堂の周囲には四国八十八ヶ所霊場のお砂踏があり、堂内には納骨堂として『やすらぎ廟』が併設されています。
階段も残り半分。ラストスパートです。
写真で見るよりしんどくないですよ!
あれっ?到着したと思ったのに206段です。
拝観順路は反時計まわり。
階段を上りきったら右側へ。
本堂
『清水の舞台』と同じ懸崖(けんがい)造りの本堂。本堂内陣は、不動明王が安置された洞窟になっています。
拝観順路はラストですが、どうしても先に撮ってしまう!
三社明神堂
三社明神堂は衣・食・住の神さま。
見事な彫刻に圧倒されます✧*。
彫刻が凄すぎて、たくさん撮りました。
行かれたら、ぜひ近くで見て下さい。
手水舎
こちらの階段も、『健康階段』の250段に
カウントされていると思われます。
この奥に小さな滝があります。
宮本武蔵修行の滝
宮本武蔵が一乗寺下り松で吉岡一門との決闘の前に、こちらで滝行をしたといわれています。
現在は、滝といえる程の水量ではありません。
女厄坂
ここからは『厄除け階段』になります。
33段あります。
水かけ水子不動尊
本堂
境内の雰囲気がわかるように撮ってみたり、
本堂だけで撮ってみたり。
やっぱり縦で撮った方が迫力がありますね!
ちなみに現在、貸し切り状態で見学中。
舞台の下をよく見ると、左右に『矢』があります。係の方に質問したら、大した意味はなくて飾りなんだそうです。一応『厄除けの飾り』という事にしておきます。
石仏群
こちらでやっと250段✧*。
ここから『特別洞窟内陣参拝』です。
拝観料は500円。
木箱にお金を入れるシステムでした。
この右側に授与所があり、おみくじやお守りを購入できます。
本堂前には、ガン封じの『願掛け札』が
たくさん奉納されていました。
内部の撮影は禁止です。
入ってすぐ左側には、めちゃくちゃ大きな数珠が吊るされています。
石像の不動尊
靴を脱いでお堂に上がりましたが、不動尊まで距離があり、遠くに見える感じです。
男厄坂
こちらも『厄除け階段』で、42段あります。
(私は女厄坂から上ったので、男厄坂は下りてきました)
これでぐるっと一周しました。
パンフレットには奥之院が載っていますが、
通行止めになっていたような気がします。
いかがでしたか?
京都には『清水寺』だけでなく『狸谷山不動院』にも舞台がある事を知ってもらいたくて、本堂の写真は多めです。
清水寺にはない『矢』の飾りも見て欲しい!
250段の健康階段は余裕でした(*´艸`*)♡
私が帰る頃になって、5~6人の方が上って来られましたが、ゆっくり見てまわれる穴場です。紅葉したらもっと綺麗なはず。
『詩仙堂』や『圓光寺』を見られた後は、ぜひ『狸谷山不動院』にもお立ち寄り下さい。
【おまけ】
帰りに『一乗寺中谷』に寄り、気になっていた『絹ごし抹茶てぃらみす』を頂きました♡
お取り寄せも出来ますが、10か月待ち💦
お店では普通に販売されていました。
めちゃくちゃ美味しいので、おすすめです。
最後までお読み下さりありがとうございます❣