hibara428

ITエンジニア。インフラ/バックエンド/DevOps。 何か書く仕事とかしてみたいのでいろいろ書いてみることにします。 https://hibara428.github.io/

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最近の記事

GoogleスライドをNotionの記事に変換してみる

Googleスライドの内容を画像としてでなく、文字や画像としてNotionのページに変換できないか、と調べた結果記事です。 TL;DRGoogleスライドでPDFエクスポート NotionでPDFインポート やりたいこと社内向けマニュアルがGoogleスライドとして存在している。長大なページや内部リンクの修正などで保守が大変、という話になっていた。 社内でNotionは誰しも使える状況にあるため、Notionに移行すれば社内での共有としても変更作業としても楽になるので

    • 新しい技術が何をよくするのか

      noteから連続投稿期間が過ぎると言われたので(日記が続けられない人間なので助かる)、最近思っている適当なことを書く。 稟議における嘘新技術やサービスを導入するような稟議において、エンジニアが楽をして「導入する技術が業務を楽にする」というロジックを選んでしまう場合があると思う。稟議チェックが甘い職場では、何でもかんでもこれで通そうとする人を何度もみた。 実際にそうであれば別に良いのだが、嘘であるケースが多々あると思う。その無理解は業務担当者から「また新しい技術入れて大変に

      • 今更ChatGPTで遊んでいたので感想

        あまりに投稿することがないのでChatGPTと戯れたメモ記事。 『ChatGPTを使い尽くす!深津式プロンプト読本』面白かった深津氏がまとまった形で本を書いたとのことで読んだ。大変興味深く読んだ。 ちょくちょく深津氏のテキストを読んではいたので知っていることも多い。しかし初心者向けを意識したわかりやすい解説は自分の中で再整理ができたし、本としてまとまった形で読むことでAIチャット全体に対して改めて感じることもあった。内容としてはビジネスユースケースの例がすごく身近で(しか

        • 人のためのシステムアーキテクチャ

          アーキテクチャを考えることはひどく機械的である種の暴力性を帯びる。しかしアーキテクチャを考えるのはむしろ人間のことを考えるからだとぼくは思う。これは全体最適は個人を排除することか、という問いと似ている。むろんバランスなのだが、それを考える。 アーキテクチャの暴力性アーキテクチャは構造が構成要素を制御することについて考えている。アーキテクトはどのような構造であれば構成要素が期待通りに制御できるかを考えている。 構成要素を人間だとすれば、組織がいかに人間を制御するか、という話

          仕組みづくりとリズムづくり

          業務の仕組み化の文脈において、たびたびリズムをつくることの重要性が語られる。スプリント開発もそうだろう。ぼくはそれをよくアーキテクチャの文脈で捉えている。 アーキテクチャの指向性がつくるリズムアーキテクチャは指向性を持つ。以下でネットワークの指向性として述べたことである。 ネットワークに現れるコスト構造が、アーキテクチャの指向性、つまり構成要素やシステム全体の向かう方向性を決定づける性質を持つ。アーキテクチャを設計する観点ではその構造が持つ意志を調整することがポイントであ

          仕組みづくりとリズムづくり

          システムとアーキテクチャの違いを考える

          システムとアーキテクチャの違いはなんだろうとよく考える。自分はどう使い分けているんだろうとも思う。厳密性というよりも、胸落ちを求めて考える。 システムとアーキテクチャシステムアーキテクチャとはシステムのアーキテクチャなのであり、当然ながらそう呼べるということはシステムとアーキテクチャは異なるものであるはずである。それらが異なることは感覚にも沿う。 GPT-4君に雑に差違を聞いたところ、要約すると以下だった。 システムの方はやや曖昧である。かといってアーキテクチャの方は設

          システムとアーキテクチャの違いを考える

          システムアーキテクチャをネットワークとして考える

          ぼくはアーキテクチャなる概念が好きでそんなことばかり言っているのだが、とてもじゃないが伝わりやすい概念ではない。IT開発の現場においてむろん重要な概念であるし、エンジニアに限らず伝わると良いのにとよく考えているので、つらつらと書いてみる。 アーキテクチャとネットワークアーキテクチャを単純に訳すと"構造"ということになる。検索すればいろいろな定義が見つかるわけだが、ぼくがアーキテクチャという語で多くの場合にイメージすることはネットワークである。 ある要素を点として、点を線で

          システムアーキテクチャをネットワークとして考える

          Notionスプリントプランニングテンプレートによるスクラム開発の知見

          半年ほどNotionのスプリントプランニングテンプレートを利用している。それなりに安定してきたと思うので知見を共有する。いまスクラムツールを検討している方にとって有用であることを願う。 ただし多種のスクラムツールを実用したことはないため、特に比較の観点で想像を多く含むことはご理解頂きたい。 選定理由既にNotionを有償利用していたので、というのが正直なところ。 むろん有償スクラムツールを採用する方が学習・導入コストが低いことは予想されたが、コスト観点からNotionテ

          Notionスプリントプランニングテンプレートによるスクラム開発の知見

          エンジニアリング流れ論

          先日、飲み会にて麻雀流れ論の話になったので、考えたことを書く。 麻雀流れ論麻雀は下手だし詳しくもないのだが、良いゲームだと妄信しているところがある。ゲーム自体の戦略性も良いのだが、麻雀の打ち方に性格がよく現れるところが楽しい。対戦相手のことも、自分のことも本質がよくわかる。 麻雀には麻雀漫画から入った。なので、ぼくは流れ論が大好物である。 牌効率を中心とした確率のゲームであるとする対戦相手に対して、強者が「もしかして流れ論が実在するのではないか!?」としか感じられないよ

          エンジニアリング流れ論

          『論語』正名論から考えるシステム保守

          (本を読んだ感想として書いているだけであり、論語理解の正当性は保証しません。悪しからず) コーディングにおける命名よく知られているように、コーディングにおいて命名は非常に大切な問題であるとされている。変数名やメソッド名など、様々な名前に対してよりよい名前をつけることが重要である。 先日、『中国哲学史-諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで』という新書を読んだ。そこで紹介されている『論語』の正名論はこうした命名についての話をしていると感じた。 正名論孔子に弟子が政治はまず何

          『論語』正名論から考えるシステム保守

          アジャイル開発にわかによるクリエイティビティについての覚書

          別に目新しいことは何もない。アジャイル開発に関わる経験の少なかった人間が最近思っていることの覚書である。 エンジニアリング-クリエイティビティぼくはずっとものづくりに関心がある。クリエイティビティの発露はぼくにとってずっと大切な労働条件である。 そんなぼくがITエンジニアとして生きていると、「どうしてこんな仕事を選んでものづくりに関心ないの?」と思うことがある。これは技術に対する関心ではなく、何かを生み出し変えることへの関心のことである。運用面の問題意識なり不安なりはわか

          アジャイル開発にわかによるクリエイティビティについての覚書

          スタートページ

          数年前に個人事業主になった。せっかくなのでIT開発だけでなく文章を書くことも仕事になると良いなと思う。そのためにはまず何かを書きはじめなくてはと考える。 最初なので、目標っぽいことをつらつらと置いておこうと思う。 とにかくまず、なるべく自由に書きたいなと思う。 そのため、投稿場所はけっこう悩ましかった。IT関連プラットフォームでは定期的にカテゴリエラーなどの指摘がなされワイワイしたりする。適当なことを書きたい。それを考えると、なるべくプラットフォームに依存しないようにし

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