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時には思い切って、外へ出る。

今日は自分で撮った写真。
慌てたのでガラスの水滴写っちゃってます。笑

山の上に綺麗な虹がかかっていました。
何の根拠もなく、「今日はいい1日になる」と思えました。

何か媒体を通して見ることとは違い、自分の目で見たものはより鮮明に印象に残ります。

今日は思い切って外に出かけたことで、早々にこんな綺麗な景色を見ることができました。


僕は基本的に外出が苦手です。散歩や原付で近場まで走ることはあります。
でもそれも、あくまで気分転換。

室内で本を読んだり、映画やYouTubeを観て色々感じたりと、インドアに安らぎを感じることの方が多いです。


今日はどうしても観たい映画があったので頑張って外へ出ました。
その矢先の綺麗な虹。

それだけでも外に出た甲斐はありましたが、多くのことに気づく1日でもありました。


・認識の答え合わせと発見

外出が苦手だと考える要因の一つに、人混みが苦手なことがありました。

紙とペンで、自分との対話をしてるうちに出た結論です。あくまで自分の中だけの結論だったので、漠然と避けていました。

そして今日、自分の結論を確認する機会が訪れます。映画館は、ショッピングモール内にあったからです。

映画中は暗くて集中できるので気になりませんでした。しかし、フロアに戻ってしばらくすると、気分が落ち着かなくなりました。

今日は週末で人も多く、周りの音や話し声に敏感になっていることを自覚。

やっぱり「人混みが苦手」は正解でした。
すぐにショッピングモールを出ました。

せっかく出かけたのに、ストレスを受け続ける場所にはいたくありませんでした。

とりあえず歩いて、少し離れた商店街方面を目指すと、人の間隔もまばらになってきます。
少しずつ落ち着きも取り戻してきました。

そうすると、さっきの答え合わせに加えて気づいたことがありました。

大きな人混みでなければ、リラックスして歩くことができたことです。
だったら、自分は外出が苦手な訳ではないのかも知れないな、と思いました。


何気ないことに思うでしょうが、自分にとっては外に出たことで分かった大きな発見です。

今まで「無理」と思っていたことが、実はできるのかも知れません。

ちょっとずつ慣れていけば、人混みも克服できるかな、と思ったり。

大げさですけど、自分の可能性が広がった気がしました。


・新鮮な情景

情景とは、人の心を動かすような場面や風景・心にある感じを思い起こさせるような光景を表しています。

普段閉じこもり気味の自分からすれば、いい刺激になる情景が多い1日でした。

映画が終わった後の近くの席の呟き。
開発が進む駅前の通り。
談笑しながら歩く男女。
昼食のラーメンのおいしさ。
里の話を楽しげにしてくれた店員さん。


外に踏み出すことを嫌っていたはずなのに、嫌な気持ちにはなりませんでした。
眩しく、暖かい気持ちになりました。


こんな気持ちで外を歩くのは異常と思われるかも知れません。
でも僕にとっては、行かなければ出会うことはなかった大切な情景でした。

虹もそうです。あの時間に出かけなかったら、感動をすることもなく通過してました。


とはいえ今日は疲れも大きかったので、積極的に外出していこうとまでは思っていません。

「こういうのもアリだな」くらいに思えるようにはなれるくらいの進歩で充分です。


・机上では得られないもの

外出だけに限らず、自分で行動して体験することの大切さを実感できた1日でした。

いくら本を読んで知識を得ても、自分の経験になっているとは言い難いのかも知れません。

得た知識を手にやってみて踏み出すことで、より自分事としてイメージできます。


なんて事のない今日の外出でも、上記のように新たな発見がたくさんありました。
これも行動して体験するということです。


「1日1歩でも進む」ということを目標に生きていますが、今日は大きな前進でした。

ふとしたことで新しい発見ができるなら、まだまだ僕にもやれることがある気がします。


何か行き詰まりを感じているなら、とりあえず外に出てみることはオススメします。
それも普段行かないところに。

小さな気づきでも大切にして下さい。それも立派な行動した成果になります。


いい1日でした。

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