テレビのつけっぱなしは体に毒
僕は極力テレビのない部屋で過ごす時間を増やすように意識して生活しています。
かといってテレビが嫌いな訳ではないです。
好きなバラエティ番組もありますし、「進撃の巨人」を毎週妹と観て、感想を言い合って盛り上がるのは大事な時間です。
「進撃の巨人」といえば、原作は来月いよいよ最終回ですね。
長年読み続けてきた人はもちろん、僕のような比較的ライト層もドキドキしながら4月を待っている方は多いでしょうね。
少し話がそれましたが、テレビは多くの人にとって生活の一部になっているメディアです。
しかし、毎日付き合うものだからこそ、付き合い方を考えなくてはいけません。
なんでもやりすぎは良くないですからね。
実際に感じたり、本などで勉強したりした結果、僕はテレビをなんとなくつけっぱなしにするのは体にも心にも毒だと思っています。
今日は理由を3つあげてお話ししていきます。
1・無意識のダメージが蓄積する
「テレビを見るだけでダメージを受けるってどういうことだ」と思われるかもしれませんが、これは経験からもデータから見ても事実です。
なんとなくテレビを見ているだけで、心には確実にダメージが積もっていくんです。
人はたとえ自分とは無関係のことであっても、マイナスイメージの情報を見たり聞いたりするだけで脳に多大なダメージを受けてしまいます。
そしてマイナスな情報というのは、毎日生きていく中で色々な場所で触れてしまいます。
ニュース、まとめ記事、日常の会話、SNS…
生きているだけでマイナスな情報は自然と耳にも目にも入ってきてしまいます。
そしてその度に少なからず脳、自分にダメージが積み重なってしまいます。
悪口を言うのは良くないという話はよく耳にしますが、これは確実に自分にとっても悪影響にしかならないからです。
脳はその悪口を誰に向けて使っているのかを認識できないからです。
そしてこれは自分に無関係な事柄でも同じことです。マイナスな情報があたかも自分にとって重要なことと認識してしまうから、どんどんダメージとして残ってしまうんです。
しかし、こんな意見もあると思います。
「どこでもダメージを受ける可能性があるなら、テレビだけを槍玉にあげるのはおかしいんじゃないか」
もちろんその通りなのですが、僕がテレビに関して危険だと思っているのは、自動的に情報が無限に流れてくるところです。
実際、今テレビのニュースなどで大部分を占めるのは、ご存知の話題です。
明るい話題はほぼなく、今日の感染者だとか、緊急事態宣言が解除されて人出が増えただとか、飲食店が苦しいだとか、よく考えれば気の滅入る話ばかりですよね。
なんとなくテレビをつけているだけで際限なくマイナスな情報を送りつけられ続けます。
大ダメージです。
感染対策に意識を向けることは大事だと思います。でも日々のニュースを見ていても、自分ができることなんて手洗いうがい、マスクをつけて人混みには気をつけることくらいです。
感染者数どうこうとかは、耳を塞いでしまった方が自分にとってもいいです。特にできることもないんですから。
特に今の世の中、なんとなくテレビを見てしまうことは自分にとってもかなり危険なことといえます。
暗いニュースが連続してるなと思ったら、さっさと電源を消しちゃいましょう。
2・時間がなくなる
テレビをなんとなく眺めていて、ふと時計を見るともう21時過ぎ。
そろそろ明日のためにも寝る支度をしなきゃいけないと思いお風呂へ向かう…
心当たりがあると思います。
僕も気を抜くとたまになります。
特に仕事をしていると、家に帰ってからの寝るまでの時間はあまりないと思います。
その短い時間を、なんとなくのテレビで潰してしまうのは無駄でしかないです。
2時間テレビを見るとすると、1週間で14時間、1ヶ月で60時間、1年で730時間の時間をなんとなく過ごしてしまうことになります。
730時間というのは、だいたい1ヶ月です。
つまり1年のうちの1ヶ月をだらだらとテレビを見ることに使っているんです。
1ヶ月って、驚きですよね。
僕も計算してみた時は「習慣って怖い」と震えたことを覚えてます。
こんな経験もあり、時間を奪われる要因の筆頭はテレビだと考えています。
自覚するのが難しいのも厄介なところ。
ですが、逆にメリットをあげるなら悪習慣は改善した時の余裕ができる時間を計算するのが簡単だということです。
「テレビは一切見ない」というのは極端なので、1時間まででもいいと思います。
それでも2時間に比べると、1年で365時間の空き時間が作れるようになります。
その空いた時間は勉強したり、新しいことに挑戦したり、有意義なことに使う目標をたてるといいです。
365時間もあると考えると「これならやれそう」とモチベーションも高くなります。
こういった理由からも、なんとなく見るよりも時間を決めて付き合うことを意識した方が、将来を見た生活を送る意味でも重要です。
何も考えずにテレビを見てることに気づいたら電源を消して、自分がやるべきことにしっかり意思をもって向かってみて下さい。
僕は家族と少しテレビを見たら、その部屋から離れて読書をしたり文章を書いたりします。
意外と自分には時間があるということに気づけるのも嬉しいことですよ^_^
3・頭の容量が圧迫される
単純な話、脳にもHDDやSSDと同じように容量が決まっています。
HDDやSSDはいっぱいになると保存できなくなったり、端末の動作が重くなったりしますよね。
人間の脳でも同じことが起こります。
際限なく情報が入ってくることで頭がいっぱいになって話が入ってこなくなったり、場合によっては頭が痛くなったり体調に不調を与えることもあります。
しかも機械と違って基本的に保存するものを選べないので、ゴミのような情報でもどんどん頭を圧迫していきます。
人間はインプットしたものはアウトプットとして行動、書いたりすることで脳の埋まりを解消することもできます。
ただ、どうしようもない情報とかだと、アウトプットも難しい場合があります。
テレビをなんとなく見てるだけで、こういったことが簡単に起こります。
僕もこの現象には何度も苦しめられました。
だからこそ一方的な情報源はできるだけ絞って、自分にとって本当に大切な情報を保存しておける容量を確保しておくことが大事です。
その方がアウトプットで解消もしやすいし、マイナスな情報で頭がいっぱいになることも防げます。
機械も酷使すると発熱して傷みやすいように、脳も気遣ってあげないと本当にオーバーヒートしてしまいます。
そうならないために、無駄な情報源は絞りましょう。
[まとめ]程よく付き合おう
最後に3つを簡単にまとめて終わります。
1・無意識のダメージが蓄積する
脳はマイナスな情報をキャッチするたびに、少しずつダメージを受けてしまいます。
流れ続ける暗いニュースを聞き続けて自分を傷つけてしまうくらいなら、電源を消してマイナスなものはシャットアウトしましょう。
2・時間がなくなる
なんとなく2時間テレビを見ることは、1年のうち1ヶ月をぼんやり過ごすことと同じです。
そのうち1時間を削るだけでも、自分の時間をもっと作り出すことができます。悪習慣は自分の現状を変えるヒントでチャンス。
3・頭の容量が圧迫される
機械と同じように、脳にも容量があります。なんとなくテレビを見てると容量がいっぱいになって色々な不調が起こります。
一方的な情報源は絞って、自分に本当に必要な情報を保存できるスペースを確保しましょう。
最初にも書いた通り、僕はテレビが嫌いというわけじゃないです。
程よく付き合えば楽しめる物だと思います。
際限なく使ってしまうと上記のような危険もあると思っていたので、今回お話ししました。
「テレビは悪い」と決めつけて毛嫌いするのではなく、メリットやデメリットを理解したうえで付き合う方が、健全かなと思います。
ついついテレビを見てしまう癖がある方も、テレビが嫌いな方も、「こういう意見もあるんだな」くらいに参考にしていただければ嬉しいですね(^∇^)
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