見出し画像

ワーホリ前の過ごし方①熱海生活

熱海とのご縁

「日本で好きな場所はどこ?」

そう聞かれた時に決まって答えるのが熱海だった。なぜかと聞かれると決まった理由が思い浮かばないのだが、大学生の時に初めて一人旅をした思い出深い場所だからなのだろうか。その時感じた地域の人のあたたかさ、海と山が近い感覚…人と自然が共存している様な居心地があった。

熱海にいつか住んでみたい、そう思っていた社会人4年目にさしかかった頃、熱海での生活を決めた。

ある日、たまたま、インスタグラムでチェックしていた熱海の「マルヤゲストハウス」にヘルパーとして住み込みながら働くポジションの募集が。

マルヤゲストハウスは熱海に行く度、予約しようとすると満室売り切れ状態で宿泊を叶えられずにいた場所だった。あこがれのゲストハウスで住みながら熱海に関われるなんて今がチャンスだ、と思い募集。ありがたいことに面接を経てヘルパーとしての採用をいただいた。

一つの夢が叶う

そう喜んだ日だった。

マルヤゲストハウスでの日々

熱海へ

熱海へ出発の日。荷物は30Lのバックパックに詰めて出発。朝イチの電車で地元の茨城を出発し、乗ること6時間。

徐々に車窓から見える景色が海街になっていき、わくわくとともに、これからどんな出会いがあるんだろう…と心がそわそわしていた。つまりは緊張。

熱海につき、電車を降りてゲストハウスに向かう道中、とても暑かったのを覚えている。夏の7月上旬のことだった。

到着して1ヶ月一緒になるお部屋を案内いただき、ぱたっと3時間ほど深く眠った。

お仕事の始まり

スケジュールはさくっとこんな感じ。
11時 水回りの清掃/ベットメイキング
14時頃 清掃が終わり次第、おつかい
15時 終了

個人的に、綺麗になっていく清掃とエクササイズをしているような感覚のベットメイキングのお仕事が気に入っていた。おつかいもスーパーに行ったり、地元のお菓子屋さんに行ったり、人との関わりが嬉しい日々。

働くゲストハウスの仲間たちはそれぞれが素敵で、お仕事をするのが毎日楽しみだった。働くにあたり、「誰と働くか」がいかに大切か身に沁みた時間だった。

みんなが集うゲストハウス

マルヤゲストハウスの素敵なところは、みんなが和気藹々と集う、あたたかい場所であるところ。

地元のお店との定期的なコラボイベントや、併設のカフェに来てくださる常連さんとの繋がり、ご近所さんのお店の方々とのコミュニケーション、そして観光客との関わり。

熱海という地域との繋がりを大切にしながら、観光客にその良さを伝染させているような居心地の良い場所だった。また、必ず帰ってくるんだろうな。

ワーホリまであと2週間

マルヤゲストハウスでの生活に終わりを迎え、オーストラリアへ発つまで残り2週間。

熱海では英語をほどよく話し、素敵な方との出会いをし、心が満たされていた。一方でスーツケース空っぽという焦りがありながら実家へ帰省。

次のnoteでは、具体的にどのように準備してきたかをお話ししていきます^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?