ウグイスの声で目覚めたい
都内に住んで17年。
いよいよ、もういいかなと思う時が来た。
今回のコロナで都内に限らず、引っ越しを考えた人も多いだろう。まさに私もその1人。
自粛期間中、家で過ごす事が多くなり、暮らしを重視したいと思うようになった。
1歳にならない娘がいるという事もあるが、自分が心地よく生きるには?など色々考える事もあり、都内から飛び出したいと思うようになったのである。
また、リモートワークの定着もあり追い風である。
海や山などの自然があって、庭で花や野菜を育てよう。窓を開けると心地よい風が吹いてくるところがいいなー。天井は高く、窓はめいいっぱい大きくして、たくさん光が入ってくるようにしたい!!なんて、この妄想が最高に楽しいのである。
先日、旦那実家へ久々に帰省した。都内ではないが都内への通勤圏内。駅から徒歩3分とかなり便利だが、私の妄想する自然はないのである。
早起き(5時半)の娘とともにリビングへ行った朝。雨戸を開け、空気を入れ替える。冷たい朝の空気が染み渡る。眠い私は娘を遊ばせながらリビングでゴロゴロする。
ウグイスが鳴く。
ハッとした娘の顔。
ウグイスが鳴く。
真似をする私、それを見てニコニコする娘。
ウグイスが鳴く。
真似をする私。
それを真似する娘。
ウグイスが鳴く。
こんな穏やかな朝があるのだろうか。
朝の冷たい空気と、ウグイスの鳴き声、私の声と娘の声。
いつのまにか眠気は去り、娘と2人ベランダでウグイスを待っていた。
海山が見える家に引っ越すのはまだ先か。
今はウグイスの声で目覚めたい。
おはよう、今日も気持ちいいね。穏やかなな1日でありますように。