接待フィッシング
ひでデス。
仕事柄「先生」と呼ばれる職種の方とのお付き合いがあり、長年お世話になっている方もいれば、新たに知り合う先生もいます。
そんな付き合いの中で部下から「今度の日曜日に○○先生と釣り行く約束しちゃったんで同行して欲しい」との申し出に乗ったお話し。
釣らせるなんて…
私は海も河川も日頃より行きますが、主にルアーでシーバスをやっています。とは言え、人に教えられる技術や知識があるわけでもなく、高級タックルを使っているような上級者でもありません。時間が少しあれば陸っぱりで狙ったり、船は荒れ具合で酔う時もあるので、基本は乗らずにやりたいタイプ。
シーバスやったことない先生に釣らせたい!とか言われても、釣りって絶対なんてないじゃんか…。と部下に今さら言ったところでって話です。
ドデカイ!
そして日曜日。
日中の予定が済んでから、遅れて夕方に現地へ到着。まずは挨拶を済ませてクーラーボックスの中を見てみると…おぉ〜サッパ大量!アジ数匹!良型サバ!ん?終わり??つまり本命はがまだ。先生の期待値に比例したドデカイクーラーボックスがなぜか寂しい(笑)
とにかく夕まずめ「これからですね!」とみんなに檄を飛ばしつつも不安しかない。幸い釣れなくて機嫌損ねるような性格でもなさそうだし、最悪のボウズは既に回避されています。あとは本命があがれば良いのですが、ビギナーズラックを信じないワタシ。もう自分で釣って持ち帰らせるしかありません…。
ヨッシャー!
からの〜アァーーー!
先生、、痛恨のバラし。
フッコサイズでしたが、手に残る感触やエラ洗い、これまでに経験した事ないのでとにかく興奮状態。直後に置き竿の鈴が鳴ります!先生のお付きが巻き上げ確認…フッコ付いちゃってるし(笑)何の根拠もありませんが「今のバラしたヤツですね」と訳わからない太鼓持ち。
まぁ先生も喜んでるし良いかな…。
聞くと、行きつけの居酒屋に持って帰ると宣言してたらしく、一応はカッコついたわけだしね。自分を無理矢理納得させ、時合は来てるみたいだし気を取り直して再開です。
横ではタチウオがあがってます。タチウオ入ってくるとシーバス釣れないと言われているポイントですが、もう今は投げまくるしかない!汗
お待たせしすぎたのかも…
回収直前のヒット!フックさせたらそのままあがっちゃいましたが、30cmのいわゆるチーバスです。私の一本釣りを見てた隣の見知らぬおっちゃんも、サビキを回収し泳がせ釣りとビックベイトルアーにチェンジしてます。完全に大物狙いにシフトです。
そこから30分以上、誰にも生命反応を感じないまま、ルアーローテしてた私に手応えです‼︎
間違いなくシーバス
ドラグも走るし、さっきよりサイズアップ
せめて、、「センセータモ用意して!」しか。
ってことで、モタつきながらも何とか取り込み、引き上げてもらいました。
本日2本目は52cm銀鱗がきれいなシーバス。
これでクーラーはいい感じになりました。ランディングだけでも味わえた事、そして釣れるポイントだということ、諸々に胸を撫でおろして納竿です。
関係性
釣り好きではない人との接待フィッシングで、最低限のミッションをクリアし、担当している部下より何気に仲良くなってしまいましたが、あくまで私はサポート程度のつもりです。今後の関係性を大切に、偶然にもちょっぴり上司らしいトコも見せられた夜でした。
翌日、先生から先に御礼のメールが届いてしまい恐縮しつつも読み進めると(ToT)
道具はすぐに揃えるので
次は11月15日の大潮で!
あれ?そこは担当セールスとやり取りしてもらいたかったッスよ!しかし心の声は届きません。。
何でもそうだけど、結果ダメじゃないし良くなってるし、むしろ成功の範囲ですが、自分の思惑と違う着地ってありますよね。この半年はコロナで接待もなく、新規客も増えてませんでしたが、屋外だったし基本近付かない距離感で新規開拓ができたのかな…。と、脳内変換してまた釣りに行っちゃうでしょう。
単なる自分の備忘録でした。
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