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#神域リーグ チームゼウス観戦記_第5試合 ~テンカイ、打破するには~

概要

精度。地道な積み重ね。
課題もあれど、オーラスは流石の一言・・!

神域リーグ第2節(第4~6試合)の、
チームゼウス視点アーカイブはこちら↓

※脚注
選手への中傷行為などに繋がらない様に注意されたい。公式からの案内を、記事最後の引用欄に貼付けておく。

また、本記事中の牌姿画像は筆者が大会ロビーから拝借した牌譜SSである。
卓や牌のレイアウトが本放送とは異なるが、ご了承頂きたい。

観戦記初回はこちら↓

前回観戦記はこちら↓


本題

前試合、鴨神にゅう選手の見事な2着で巻き返し体制のチームゼウス。

次戦は前節のリベンジを誓う天開司選手・・!

起家のチームゼウス。天開司選手を待ち構えるのは・・・

チームアトラス:前節で見事なトップを決め、勢い十分のルイス・キャミー選手
チームヘラクレス:牌譜検討を繰り返し、前節の巻き返しに燃える因幡はねる選手
チームアキレス:"魂"の連投、咲乃もこ選手

相手にとって不足なし・・!


東1局 0本場:明暗を分けた開局

起家で対子を順調に重ね、楽しみながらも難しい牌姿を迎えた序盤。

ツモ7s、打5s

地味な場面だが、この東1局がオーラスまでの展開を決めたといってもよい。

5sも一盃口含みのメンツ手や七対子の残る一打ではある。
ただ、北が残っておらずトイトイや暗刻手にはならない。

ここがちょうど、メンツ手と七対子の分岐点になりそうだ。
メンツ手:打東
七対子:打7s
と、方針を決めてしまったほうが良さそう。

このまま先制したかったところだが、逆にリーチや仕掛けに挟まれてしまう。

南は生牌のドラ

リーチはもちろん、仕掛けた脇も粘っている気配。

3mが見えていてノーチャンスの2m。
ただ初戦の緊張による見落としか、リーチの圧力か・・!

打7p、放銃(下家)

痛恨・・・・!

生牌のドラが怪しく、それまでは全体を警戒しての見事なベタオリ。
だた、たった一牌が捕まった。

麻雀は膨大な候補の中から選択を繰り返すゲーム。
この一枚の差が積み重なって、実力差として可視化していく。

とはいえまだ開局早々、巻き返しに期待したい……ところだったが。

あのチームゼウスの検討配信ですら爆速で終わるほど、
「不運」で片付くレベルの厳しい展開が続く。

結局この東発が引き金となり・・
大苦戦の末、ラス目でのオーラスを強いられる・・・・!


オーラス:すべてを跳ね返すファインプレー

前局で対面の因幡はねる選手が満貫ツモを親被りし、
3着目との差が縮まって迎えたオーラス。

順位点が非常に大きいルールのため、
現実的となったラス回避に注力したい局面。迎えた7巡目。

8pは2枚切れ

1pを暗刻にして、難しい牌姿に。
ここで天開司選手の妙打が光る・・!


ツモ1p、打4p

打4pとした天開司選手。

満貫ロン条件をクリアする三色目を残しつつ、
リーチツモ赤1のツモ条件を本筋として追いかける。
また、8pを鳴いてツモ和了という条件(三色ドラ赤)も残る。

条件をクリアするための選択肢を最大限に残しつつ、
スピード的にもロスがない柔軟な一打。

その後は、真っ直ぐリーチに向かっていく。

構想通りのリーチツモ!

チームゼウスを救う、天開司選手・意地の粘り!

ご褒美裏ドラ(オカルト)

ただでは終わらないのが、このチームの魅力だ。

8+20(順位点)と考えれば、28000点相当のツモ

激闘続く神域リーグ。
ゼウスの粘りはいつかの爆発へ繋がるだろう。

そのときを楽しみに、この闘いを楽しもう。
次戦はFra選手が出場だ。

それではまた、次回の記事にて。


引用・参考

神域リーグ公式からのお願い↓

神域リーグ本配信 第2節(第4~6試合)アーカイブ↓


次回観戦記はこちら↓


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