#神域リーグ チームゼウス観戦記_第15試合 ~狩猟、浮上、絶好調。~
概要
待ち望んでいた快進撃が始まった。
巨神の背中も、今はそう大きくない。
神域リーグ第5節(第13~15試合)の、
チームゼウス視点アーカイブはこちら↓
※脚注
選手への中傷行為などに繋がらない様に注意されたい。公式からの案内を、記事最後の引用欄に貼付けておく。
また、本記事中の画像は筆者が大会ロビーから牌譜SSを拝借している。
卓や牌のレイアウトが本放送とは異なるが、ご了承頂きたい。
観戦記初回はこちら↓
前回観戦記はこちら↓
ハイライト
鴨神にゅう選手の大活躍で、チームゼウスは総合2位に浮上。
鈴木たろう監督が第5節を締めくくりに向かう。
しかし……
流石に前半最終戦ともなると、どのチームも考えることは同じようだ。
チームヘラクレス:松本吉弘監督
チームアトラス:歌衣メイカ選手
チームゼウス:鈴木たろう監督
チームアキレス:多井隆晴監督
なんと監督3人で首位アトラスを、
歌衣メイカ選手を包囲するという強烈な組み合わせに!
この卓でトップを取れるのは誰なのか!?
東2局 0本場:嫌というほど、知っている強敵
安手ながらも和了って迎えた東2局、
たろう監督が前局とは打って変わって慎重に入る。
微妙な配牌+多井監督の打西を見て、
超スリムな進行に構える。
守備的に構える事が多い隆晴監督が、
自風を2巡目に切るのはかなり危険という人読みの混じった判断。
実際にピントも合っている。
プロはリーグ戦で限られた相手と対戦を繰り返すため、
こうした攻防が随所に見られ得る。
結果はメイカ選手が痛恨の8000放銃。
包囲網にいったん絡み取られてしまった。
東4局 0本場:あるあるすぎる痛恨
多井監督がトップ目をキープして親番を迎え、
たろう監督は3着目で追走。
好配牌とツモでチャンスを迎えるも、
「あるある」すぎるミスを犯してしまう。
赤5pをスルー。
意志があってそうした訳ではなく、タイミング的に鳴きOFF機能の解除忘れだろう。
ネット麻雀で誰しもが必ず経験するミス。
打牌テンポも早い卓ということもあり、こればっかりは仕方ない。
そううまくリカバリーとはいかず、
結果はメイカ選手が多井監督から「ラーチョ断么九ドラ」の5200点で横移動。
南3局 0本場:ようやく巡ってきたツキ
ここまで辛い卓にも関わらず、
終盤までメイカ選手が大健闘。
メイカ選手がトップ目で、
そしてたろう監督は僅差のラス目で南3局の親番を迎える。
ここでようやくチームゼウス、展開に恵まれる1局がやってくる。
赤赤でタンヤオに向かっていたところ、
チートイツ進行にしたメイカ選手から急所の牌がどんどん出てくる。
多井監督がドラを重ねて、勝負せざるを得ない形になったところでロン和了り。
あっさりと5800点の加点に成功!
この後たろう監督は、ピンフをツモって連荘するも
メイカ選手の意地の發単騎が成就。
勝負はいよいよオーラスへ。
南4局 0本場:ひと狩り行こうぜ?
メイカ選手がこの3人相手にトップ目でオーラス。
期待していたファンはいれど、実際にこうなると驚愕ものである。
たろう監督は6000点差の2着目。
オーラスも煮詰まりに煮詰まり、
たろう監督:断么九でリーチ
多井監督:連荘狙いの喰い断聴牌
松本監督:変則2面の3着浮上リーチ
と3監督がバチバチに殴り合う。
メイカ選手は發ポン発進していたものの、流石にお手上げ状態。
なぜドラフト前なのにMリーグが開幕しているのだろうか?
リーチをかけていた松本監督から4mが溢れる。
供託が出たことにより、トップとの点差は実質5000点。
見逃せる局面ではないため、ここでロン和了り。
リーチ断么九なら裏ドラ1枚条件(5200+2000点)だ。
2m暗刻やピンズの2枚使い順子があるため、
裏ドラは非常に乗りづらい形ではあるが……
最高の場面で裏裏が乗り、これで逆転トップ!
チームゼウスの総合点も82.6ptとなり、
第5節だけで126.1ptを叩き出すという大逆転劇となった。
あれだけ練習配信を行いながらも、
展開になかなか恵まれず苦戦を強いられていたチームゼウス。
かたや、チームでモンハン配信を行って臨んだ今節では絶好調。
麻雀はメンタル管理が重要、といったところか。
次節まで、ひたすら狩り込んでおいて頂きたい。
それがきっと、ゼウスの選択なのだろう。
それでは、今回はこのへんで。
後半戦早々に首位浮上を期待!
引用・参考
神域リーグ公式からのお願い↓
神域リーグ本配信 第5節(第13~15試合)アーカイブ↓
モンスターハンター 公式サイト↓
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