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心がシュワシュワと晴れていく〜川瀬はるさんの本を読んで〜

今日も一日お疲れ様でした。
みなさん、今日の自分の生活をねぎらう何かが手元にありますか?
好きな音楽とか、コンビニで見つけた美味しそうな新商品とか、ちょっとリラックス出来そうな入浴剤とか、楽しみにしていたYouTubeの更新とか…

私の場合はこちら

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ずっとこっそりひっそりファンで憧れてる川瀬はるさんの本ですよ!ポストに届いていたのを発見した時、0.000001秒前までゴリゴリに削れてたHPが全回復しました。

家に入って手洗いうがいを済ませ、即Amazonのパッケージを開封し、4歳のジャンプによってスプリングが崩壊したソファに横たわり…。じっくりと表紙と裏表紙をチェック・帯・表紙の折り返しの文・プロローグ・目次・そして本編…
レタスクラブのウェブサイトで更新されていたところも、改めて紙で読み返し一気に読みました。

こんな読後感、いつぶりだろう。

心の奥があったかくて、でも表紙のサイダーのように晴れやかで爽やか…あぁ、ずっとこの余韻に浸っていたい…

と思いながら時計を見ると4歳の迎え時間…はぁああ早く感想を伝えたい…素敵な漫画を世に誕生させてくれた川瀬さん…携わってくださった方々に感謝を伝えたい…


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古参ファンぶらせていただくのは誠に恐縮ですが、川瀬さんの前身である“ひとでたろう“が大好きで(LINEスタンプも持ってます)。
だから…世の中の新規はるさんファンに大声で伝えたい。選挙カーに乗って大声で伝えたい。「本編を読み終わって!ひとしきりじ〜んとした感情を味わって!自分なりの感想を頭の中でめぐらせたあとに!ぜひ!もう一度本を最初からめくって!本の中に登場してるひとでたろう探しをしてみては!いかがでしょう!」

(余談ですが、新生児を育ててる頃…寝かしつけがやっと成功しそうな時に通る選挙カーに何度殺意を覚えたか…そんなことも思い出しました…しみじみ←本編とは全く関係ありません)

↑この、コーヒーフロートにちょこんと乗ってるのがひとでたろう…かわいい…かわいい…うちの4歳も「ひとでたろうかわいい」と申しております

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ネタバレできないので詳しいことは書きませんが、レタスクラブで連載されていた5章以降、物語がさらにぐんっと動きます。本編の主人公であるチャコちゃんとチャコちゃんの子供の頃のチビチャコちゃんとの関わり。

私の話で恐縮ですが、数年前インナーチャイルド(自分の内側にいる子供)と関わる出来事がありました。(私の場合は幼少期の家庭環境が一因)

物語のチビチャコちゃんのように、こんな風に目の前に現れてくれて、直接対話出来たならいいなぁって。
川瀬さんが「コミックエッセイ描き方講座を受けた話」のnoteでも触れられていたように、このお話は実体験を織り交ぜてらっしゃるそうなのです。正直漫画を描く側の私としては…
「その体験を!こんなふうに!説教くさくなく!説明的じゃなく!読み手の心を傷つけず不用意にえぐらず!難しい専門用語無しで!かわいい絵柄で!優しく!誰かに届けられるなんて!!!!」と…あ、語彙力がなくてすみません…賞賛してるつもりなのですが、表現が間違っていたらごめんなさい。

あと、個人的に思ったこと。漫画を描く都合上どうしても悪者(のように描かれる人)を出さないといけない(?)のに、川瀬さんの本はそこすら……どこまで優しいんや…あったかさ天井知らずや…と私の心の中のエセ関西人まで出てきました。

あと、ずっと思ってたんですけど、川瀬さんの手書き文字、丁寧であたたかみがあってとても良くないですか?(ネットのどこかにいる同士に語りかけている様子)

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もっと書きたいのですが、ネタバレにもなるのでこの辺で…

さぁ、私も描くか。

最後になりますが、川瀬さん、書籍発売おめでとうございます。子育てをしながら講座を受講し、いっぱい描いて、発表してくれて、ありがとうございます。すごいです。今までもこれからも、応援しています。どうぞご自身のペースで…ご家族みなさんと健やかに過ごせますように!

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