2020年7月10日金曜日 ドライブと外の世界
ドライブに行った。運転というのは僕にとってはなんだか不思議な行為だ。あのメカニカルな箱の中で機械を操縦しているだけなのに、その動作によって実際に空間的な移動が生じている。僕の目線からは無機質な箱のフチ(僕が内側にいるを確かめられないが、僕は当然そのフチを外から眺めることができると考えている)やらハンドルやらが見えている。ここまではゲームの操縦シュミレーターとなんら変わりはないのだ。それなのに現実にはそれを操縦すると、現実の世界で運動が起こる。この違いは何なんだろう。これは単なるテクノロジーに対する驚嘆なのだろうか、それとも?
19時ごろに家に帰る。久しぶりのことでひどく疲れてしまい、昨日の睡眠時間が短かったこともあり、昼寝?夕寝をする。昨日、今日と珍しく昼寝をした。普段の睡眠の時より、昼寝をしたときの方が存在の曖昧さとだんだんと明晰になっていく世界の開けに立ち会う感覚がある。それから今まで*ゲーム配信とyoutubeを行ったり来たり。僕はいつまでこんなことをしているのだろう。逃げてばかりだ。僕はどこに向かっているのだろう。
*深夜1時、こう書いてしまうということは。今の僕にとって、今までというのは2020年7月11日の深夜1時50分であって、わざわざ言いたてるほどのことではない。しかし、noteに投稿すること、日記を書くことを考えた時、自然と客観的時間を共有しようとした。ということは日記を読み返すときの自分を全くの他者、共有不可能な存在として把握していることになる。でも実感としては読み返すときの自分も同じ自分だと言いたくなる。この差異はどこから生まれてくるのか。
眠くなってきたから寝よう。どうしていつも深夜3時ごろにならないと書き始めないのだ。実際、もう少し早く書き始めることはできた。でも、夢現なときにしか書けないこともある。後で読み返した時に著しい飛躍とかがあって、悲しくなるのだけれど。
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