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【W.D.H】 メタルの話
メタルが好きです。
金属じゃなくて音楽の方です。
あまりピンとこない人も多いと思うので、少しだけメタルという音楽について説明します。
メタルとは、ロックミュージックの中の一つのジャンルです。
演奏形態はボーカル、ギター、ベース、ドラム、必要に応じてキーボードというスタイルが一般的です。
音がでかくてBPMの速い曲がほとんどです。
演奏者はロン毛率、ムキムキ率高めです。
基本的に黒っぽい衣装を纏い(但し破れてたり袖がなかったりと布面積は少なめ)、放たれるオーラもそこはかとなくドス黒いです。
話は変わって、ここ数年で「チルい」というクラブミュージック好きの一部の界隈でしか使われていなかった言葉が、いつの間にか市民権を得て一般的なものになりました。
音楽番組、SNS、街で流れている音楽、そこかしこにチルい音楽が溢れています。
では「チルい」とは?2021年に、三省堂が発表した「今年の新語」大賞になった言葉で、リラックスした様子や落ち着いた様子を表す言葉とされており、またそういった曲調の音楽を「チルい曲」と表現します。
日本人アーティストだと、Nulbarich、SIRUPなどが有名です。
テンポはゆったりで、各楽器の音数も少なめ、そして大体演奏者もスマートでおしゃれです。
「ゆったり」「静か」「スタイリッシュ」が、チルい音楽の特徴です。
ここで話をメタルに戻します。
そうです。
「速い」「音でかい」「いかつい」のメタルは世の中の流行と対極の位置にあるのです。
つまりダサいのです、メタルは。
世界観の構築と演奏技術にステータスを全振りした結果、おしゃれさやスマートさ等の諸々のパラメーターが全て置き去りになっているのがメタルという音楽です。
ところでたまに街を歩いていると、今風のしゅっとした若い人たちがMetallica や Slipknot といった往年のメタルバンドの T シャツを着ているのを見かけます。
かつて一世を風靡したバンドは最早アイコンとして消費される時代なのだなと、何やら感慨深くなります。
話が逸れました。
進撃の巨人でOP曲を担当したLinked Horizonは、割とメタル寄りの音楽性です。ああいった、クラシカルな要素もありつつ、ドラムドカドカ、ギターギュイーンテロテローというサウンドに抵抗がない人は是非メタルを聴いていただきたい。
最後にメタル初心者にお勧めの Dragon ForthとSonata Arcticaという2つのバンドを紹介して終わります。
どちらも美メロで曲の構成もわかりやすいので、J-POPとの親和性が高く聴きやすいです。
もちろん両バンドとももれなくロン毛で強面です。