ヒロポッター

古希を過ぎた自由人です。趣味は、穴窯の陶芸、スピーカーやアンプの製作、レザーワーク、書道と篆刻、ラズパイオーディオで聴く音楽鑑賞、月に数十冊の読書、ハーブの栽培、水彩画やパステル画を描くこと、エッセイの執筆です。ときどき経営コンサルタントとして経営や技術相談を受けています。

ヒロポッター

古希を過ぎた自由人です。趣味は、穴窯の陶芸、スピーカーやアンプの製作、レザーワーク、書道と篆刻、ラズパイオーディオで聴く音楽鑑賞、月に数十冊の読書、ハーブの栽培、水彩画やパステル画を描くこと、エッセイの執筆です。ときどき経営コンサルタントとして経営や技術相談を受けています。

最近の記事

ハーブ アロマティカス

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      会話の途中で「えっ、何」と、聞き返すことがある。 自分の耳のせいだとは思いたくないが、歳とともに聴力の衰えを感じる。 まだ、普通の会話で困ることはない。だが夜に耳を澄ますとセミがいつも鳴いている。   今年の夏は、朝から異常にたくさんのセミが飛び回っている。 シャーシャーシャーの大合唱だ。 クマゼミばかりでアブラゼミがいない。ミンミンゼミもツクツクボウシもまだ現れない。 庭の金木犀にはビッシリと張り付いている。 このごろは近づいても逃げない。 地上一メートル位のところに、でか

        • 野坂昭如だって歯磨きしなかった

          ビリッと強い痛みに、体が足先までぐっと反り返る。 「痛いですか」 先生に左手を挙げて応える。 診察台の上で口を開けたまま、緊張感で腕から足先までカチカチにこわばっている。 逃げ続けてきた歯科治療に五年ぶりで来たのだ。 六年前に取れた差し歯を放っておいたので、まわりの歯までボロボロになった。 それでも痛みがないのをいいことにそのままにしていたら、前歯がほとんどなくなった。笑うと歯欠けジジイでなんともみっともない。 だが都合のいいことに新型コロナ感染症の流行で、マスクを年中