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今日のわたしから明日のわたしへのひとり交換日記 愛を疑わない

こんばんは。機嫌は直りましたか?

すきな女の子がほかの女の子と交換日記をはじめるそうで、思った以上に動揺していることにびっくりしています。

びっくりと言えば、この間の「カップルアプリ」の件。
アプリ上で記念日やお互いへのクエスチョンや写真なんかを共有するんだそうです。あまりのカルチャーショックにつられて「確かに世の中には家族のグループラインがあるって都市伝説も聞いたことあるな〜」と思い出したら、教えてくれた友達がまさにそれもやっていて、そうか‥先天的に愛を疑わない環境で育ったのか‥と羨ましくも微笑ましく思ったものでした。

自分もやってみよう、とひとりで登録してみれば、毎日のように「相手にもサッサと登録してもらおうぜ!」という旨の通知がきます。
Yahoo!で”さとうひより”と検索すると”さとうひより 彼氏”という検索ワードがいちばんに出てきてしまい「そんなもん検索してもいねえよ。」とツッこむ時の憤りと似た感情が芽生えますよね。わかります。

でもね、カップルアプリも交換日記も、やってみたいならばひとりでやれば良いのです。
永田カビさんもやってたし。

ねえ、誰かとかかわるのは苦手でも、どうしても孤独にたくましく生き延びてしまうとしても、それを見た誰かが笑ってくれる今があるのは幸せなことだね。


愛を、疑わなくなったのはいつからだったっけ?

”愛される”という出来事を、どこか遠い国の文化だと思い込んでいたのはいつまでだっけ?

ひとつだけ言えるのは、今のわたしは確実に、愛を疑ってないよ。


最近ね、よくやきもちを妬かれるせいで、やきもちを妬くようになったの。
自分の中にこんな感情があるなんて知らなかった!
だから、思い悩んで、苦しくて、キリキリと胸は痛んでも、うれしいんだ、わたし。
だってなんか、人間っぽくない?

きっと初めてうれしかったんだろうね、やきもちを妬かれて。だって今まで、「めんどくさいなあ」としか感じたことなかったもんね。
嫉妬だなんて手に負えなそうな感情、恐怖でしかなかった。
でもそれがすとんと心地よく感じた時、大丈夫だっておもったんだよ。そしたら出てきたんだよ。
悔しいって最大の原動力だね。

誰かに好かれるってこと、今までアレルギーのように拒否反応が出てた。
そんなはずないって思いたかった。そんなことがあるって思っちゃったら、後で悲しいだけだもんね。

でもね、すきになっちゃったの。
少しずつ、少しずつ、関わる人たちのことを「すきだなあ」と思う瞬間が増える度、もう疑いようもなくそこにあることを知っちゃったの。
わたしは、わたしのすきなひとたちへの自分の愛を信じてるから、その人たちがくれる好意も信じないわけにはいかなかった。なにがあってもどうひっくり返っても傷ついたりしない覚悟ができた。もう自分を守らない。そうして気づいたら、10年も20年も一緒にいたよ。ふしぎだねえ!


すきだと言ってくれる人たちと使命のために、どうにかがんばりたい仕事のこと。
ああきっとわたしの結婚式で大泣きするんだろうな この子 、と友達に思う度に、ごめんね、待っててね と思ってしまう未来の家族のこと。

そろそろ腹くくらなきゃね。そのためにくくるためのお腹をひっこめなきゃね‥!

という訳で次回、思い出す度に申し訳程度にする腹筋がちゃんと続いてるか教えてください。健闘をお祈りいたします。

ひよりより!

原稿料代わりに・・!?