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コロナ対応を中心とした食料品など…その9(自宅療養向けの初期備蓄品…咳や痰のこと)

現在、COVID-19での第5波のピークを迎えて、首都圏、東海地方、関西圏、九州、沖縄など まだまだ全国に猛威を振るっている状態です
そのために、病院もCOVID-19対応をしているために、何らかの体調不良で救急車を要請してもなかなか搬送先が決まらない、搬送していただけない状態になっています。体調を崩して病院を受診しても、外来での処置のみで入院が出来ずに自宅療法になることも多くなってきます。

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まだまだ、第5波は続いていますので、少しでもCOVID-19の変異株からの感染を予防する対策をしていくことも大切です

体調不良が悪い中での療養期間を乗り切るためにも自宅で過ごすための事前準備も必要となってきます

コロナに感染すると発熱もありますが、それ以外の症状として「咳」や「痰」症状もでてきます。 咳や痰ですとコロナ感染だけでなく、一般的な風邪や喘息などでも起こりやすい症状になります

今回は『咳・痰がでる時の食事』について管理栄養士の視点から考えてみたいと思います

~~~咳・痰がでる時の食事について~~~
 
咳やくしゃみによるエネルギー消耗は、相当に強いものです
(咳やくしゃみがでる時の呼吸筋の消費エネルギーは1回の咳で約2キロカロリー、くしゃみは1回4キロカリーと言われています)

 ●咳・痰がでる時の食事は、良質のたんぱく質(卵・白身の魚等)を十分にとるようにしましょう。この場合、一度にたくさん食べないで回数で補うように少量ずつ食べるのもよいでしょう。

 ●また、おなかにガスがたまると横隔膜を刺激して咳を起こす原因になると言われています。
咳が続く時は、おなかで発酵しやすい麦・ねぎ・ごぼう等繊維の多い野菜や、芋類、わかめ等の海草、きのこ類の食べすぎは避けた方がよいでしょう。

●咳が出ているときは、のど越しがよくとろりとした食感の、ゼリー、茶わん蒸し、卵豆腐、プリン、ムース、ヨーグルト、ポタージュ、ホワイトシチュー、アイスクリームなどがおすすめです。

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●また、痰が多量にでるような時にはたんぱく質とともに水分も多く失われています。からだに水分が足りなくなると痰が、粘っこくなって、出にくくなります。水分摂取も重要です。
 カテキン(活性酸素を生成し、ウイルスを撃退する効果がある)を多く含む緑茶、紅茶、その他の水分としては、スープ、ポタージュや牛乳、スポーツ飲料、果汁など見た目や味を変化させ十分に水分の補給につとめましょう。
このことにより脱水の予防にもなります

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★野菜入りスープ★

市販のポタージュをスープに野菜入れるとより栄養価があります
お湯を沸かす時に、鍋に野菜を入れてゆで、火が通ったらそこにスープの素を入れて溶かすだけです

野菜を入れることでビタミン類とれますし、魚肉ソーセージ(常温保存可能であり、それままでも食べられます)を煮るとたんぱく源の補給になります。また魚肉ソーセージは煮るとだしもでますが、水分を含みよりやわらかなりますのでふわふわと食感になります

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 材料はあくまでも参考例ですので、お好みの野菜などを入れて作ってみてください
野菜などがの具材が入ることでもボリュームも出て、お腹も満足できる一品になりますよ



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