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小惑星おぼえがき:Vesta(ベスタ)4

おはようございます。鈴木でございます。
本日は4大小惑星のひとつ、ベスタです。

Vesta(ベスタ)4

特徴・解説

ベスタは、小惑星帯にある大型の小惑星の1つで、西洋占星術においては、特にVirgoの守護星の1つとされています。

Virgoは、分析力や細かい作業への適性、秩序や清潔などが象徴される星座で、ベスタもこれらの特徴と関連しているとされています。また、ベスタは家庭や家族、共同生活における責任感や献身性にも関連しており、家庭的な美徳や徳目を表すとされることもあります。
この解釈の背景は、古代ローマの女神ベスタ(Vesta)の信仰に由来しています。ベスタは、ローマ神話において家庭、家族、炉の女神として崇められ、神聖なる火を守る聖職者の女性たちの守護神でもありました。ベスタの神殿には、神聖なる火が絶やされないように女性たちが祈り、火を守るために献身的に働いていたとされています。

また、ベスタの名前はラテン語で「献身」という意味があり、彼女の信仰はローマ帝国時代には特に女性たちによって崇められ、家庭や家族に対する献身的な努力や貢献を表す象徴的な存在として広く認知されていました。

さらに、ベスタは「焦点」「集中力」「熱意」といった意味も持ち合わせており、自己犠牲や精神的な犠牲を払うことで達成する努力や、目標に向けて一点集中することで達成する能力を示すとされます。

ベスタが強く表れる場合、その人は非常に誠実で献身的であり、目標を達成するために精力的に努力し、時に自己犠牲をも厭わないとされます。ただし、過度に自己犠牲的になりすぎることもあるため、バランスを取ることが重要とされています。

ベスタと個人天体が合している場合、その個人天体の意味や性格によって解釈が異なります。ただ、一般的には、ベスタのエネルギーが個人天体によってより強調されると考えられています。

例えば、ベスタと火星が合している場合、個人の情熱や行動力が高まり、目標達成に向けての努力やアグレッシブな表現力が強調されるとされています。一方、ベスタと金星が合している場合、個人の美的感覚や社交性が高まり、芸術的な才能や魅力的な魅力が表れやすくなるとされています。

ただし、個人天体によっては、ベスタのエネルギーとは相性が悪いものもあります。例えば、ベスタと土星が合している場合、個人の自己評価や自信が低下し、自己否定感や孤独感を感じやすくなるとされています。

最後に、ベスタがパートナーシップを表す場合、献身性や尽力、責任感、信頼性、調和などが強調されます。ベスタは火星と共通点があり、男性的なエネルギーを持っていますが、パートナーシップの場合は、女性的なエネルギーとして表現されることもあります。

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